【僕やり連載】窪田正孝、”僕やり”と駆け抜けた4か月間「高校生に戻れました!」

2017/09/19 20:30 配信

ドラマ

9月19日(火)に最終話を迎える「僕たちがやりました」(夜9:00-9:54、フジ系)より、主演の窪田正孝が心境を語った(C)カンテレ


窪田正孝主演ドラマ「僕たちがやりました」(夜9:00-9:54、カンテレ制作、フジ系)が、9月19日(火)の放送で最終話を迎える。

本作は、「週刊ヤングマガジン」(講談社)で連載されていた同名漫画をドラマ化。“そこそこ”の日常を大切にしてきた若者4人が、あるいたずらをきっかけに爆破事件の容疑者になってしまう”青春逃亡サスペンス”である。

ザテレビジョンWEBの“僕やり”スペシャル連載では毎週火曜に、キャスト陣のインタビューや、収録の裏側などをたっぷりと紹介。最終回となる今回は、29歳にして高校生・トビオ役を熱演してきた窪田が、これまでの撮影を振り返り、本作への思いを語った。

4か月間に及ぶ撮影期間は「濃かった」


【写真を見る】高校生にしか見えない!窪田正孝のはしゃぎっぷりが話題に(C)カンテレ


――撮影を振り返っての心境を教えてください。

駆け抜けた4か月間。撮影が終わることは正直寂しいですけれど、一個一個のシーンが濃かったです。ビルとビルの隙間で、パンツ一丁でドーナツにかぶりつき、逃亡劇をしていた時は、自分自身も追いつめられていったし、(第6話の)ボウリング場でパイセン(今野浩喜)に声をかけられ、4人で再会できたときは本当にうれしかったです。

大人になりきれず、もがいているトビオを演じることはすごくやりがいがありました。衣装合わせで制服を着た時は「無理でしょ!」と思っていたのですが、始まってしまえば一張羅のようになって、自分になじんでいきました。あの制服のおかげで高校生に戻れた気がします。

「ずっと”罪との向き合い方”を考えていた」


第9話で”最高の自首”を実行に移したトビオたち(C)カンテレ


――トビオというキャラクターを演じてみていかがでしたか?

器用ではないので、どうしても役の影響を受けてしまうことはあります。ずっとモヤモヤが消えないというか、作品のテーマでもある“罪との向き合い方”をずっと考えながらやっていました。

(トビオたちは)殺意をもって殺したわけではないので、余計に他人事のように感じてしまう部分もあったりしたのですが、市橋(新田真剣佑)が亡くなってしまった時に、罪の重さが形を変えてのしかかってきました。ある種の恐怖を感じました。