――蓮子との関係で印象的なシーンはありますか?
第9話で蓮子(永野芽郁)に「別れよう、一生会いたくない」と言った時は、トビオの決意を感じました。それと同じ第9話の水族館のシーンでかかったナレーション「無言のままでもいい。そんな関係を愛っていうのかな」というセリフはグッときましたね。
世の中、好きだけど出来ないことはたくさんあるし、トビオと蓮子がそれを体現していたと思います。
――”凡下メンバー”との撮影はいかがでしたか?
伊佐美(間宮祥太朗)、マル(葉山奨之)、パイセンの4人でいるときは、どんどん自由になっていきました。流れのままにやってみようとする部分は、台本にとらわれない作品の強さでもあるなと感じます。
――ラストに向けてメッセージをお願いします!
ドラマオリジナルのラストについては、僕からもアイディアを出させてもらいました。トビオとして、悔いのないラスト。原作を読んでいても違和感もなく、気持ちはスッキリしました。
若い方が大人になって、「中学、高校生の時に何のドラマを見ていた?」という話題になった時にこの作品が出てきたら、本当にこの作品をやった意味があるなと思います。見てくださった方の心に何か刺さるものがあれば幸せです!
9月19日(火)放送の最終話では、ライブ会場に乱入し「僕たちがやりました」と罪を告白したトビオらが、動物のマスクを被った男たちに襲われる。それは、輪島(古田新太)から指示を受けた西塚(板尾創路)のによるたくらみであった。
そこで、トビオらの前に現れた西塚、玲夢(山田裕貴)は、「小坂秀郎はこれから殺される。あなたたちはもう関係ない。全部忘れてください」と告げ、パイセンだけを残して逃げるように促す。絶体絶命の中、トビオは判断に迫られる…。
今作で制服姿も見納めになるであろう窪田が、ラストのラストまで駆け抜ける!
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