コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介するのは、ねむやさんがX(旧Twitter)上に投稿した漫画「横山くんのマスク」だ。9月30日時点で8000以上のいいねがつく反響が集まり、話題となっている。今回は作者のねむやさんに制作の背景を伺った。
男子高校生の立川颯斗は、2年生の新学期に転校してきた。
隣の席に座る横山くんはマスクをしていて、授業が始まっても そのマスクを外そうとはしない。
『どんな顔をしてんだろう…』と颯斗は気になり、横山くんの顔を眺めて早50分が経ってしまった。
颯斗は、横山くんに直接「マスク外してくれない？」と頼む。
すると横山くんからは「え、嫌だけど」という予想通りの返事が返ってきた。
彼がマスクを外すのを拒む理由は何なのか。
口が裂けているとか傷があるとか…？と色々な妄想をする颯斗だったが、そこでマスクを外した横山くんの顔を見て驚愕する。
果たして、横山くんがマスクを外した素顔とは…？
実際に漫画を読んだ人達からは「可愛い通り越して美しい」「はいもうすき」と、いった声があがっている。
今回は、作者・ねむやさんに『横山くんのマスク』の制作について話を伺った。
――「横山くんのマスク」を創作したきっかけや理由があればお教えください。
「素顔を特に隠していないマスク男子」を描きたいなと思ったことがきっかけでした。オチとしてすぐ素顔が見れちゃうのですが、ずっと隠しているのではなく、すぐ素顔がわかることで完全に不意打ちでやられた子が見たくて、自分で描いてみよう！と思ったことがきっかけでした。
――「横山くんのマスク」を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントはありますか？
とにかくマスクを外した横山くんの顔面の良さを見て欲しいです...！また、クールなあまり表情を変えない横山くんとは対に、立川くんは生き生きとした喜怒哀楽が激しいので、そこもこだわっているポイントです。
――普段、キャラクター設定やストーリーを考える際にどこから着想を得ることが多いでしょうか？
とにかく自身のキャラクターには、好きな要素から考えているので、横山くんなら「マスク男子」、立川くんなら(バスケをしている陽キャなのですが)「明るいバスケ男子」という自分の好き要素を詰め込んでキャラクターを作っています。
そしてそんなキャラクター達が話したらどういう話の流れになるだろうかという、キャラクターから考えてストーリーは考えています。
――漫画を描く際に大切にしていることや意識していることはありますか？
わかりやすいオチだけど、キャラクターのすぐわかる魅力を短いページに収めるように意識しています。特に私が漫画を投稿している際に使っているX(旧Twitter)では、一度に4ページしか画像が載せれないこともあり、新しい話を作る際は、短いながらもキャラクターの魅力が伝わるように、言動、思考をわかりやすいように描くことを意識しています。
――ねむやさんの今後の展望や目標をお教えください。
とくかくたくさんの漫画を描きたいと思っています…！！まだまだ自分の中にはネタがたくさんあって、それをまずは漫画におこして、また見ていただけたら嬉しいです。
――最後に作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
いつもコメントや感想、いいねで励まされています。本当にありがとうございます！
これからも喜んでいただける漫画をたくさん描こうと思っていますので、どうか気長に見守って頂ければ嬉しいです！
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