ONE N’ ONLYが語る3rd EP「Fiesta」の制作秘話「“ワンエンが今歌うなら…”というのをフラットに見られるのもHAYATOの強さ」

3rd EP「Fiesta」をリリースしたONE N’ ONLY   撮影=西村康

若手アーティスト集団・EBiDANの所属グループが一堂に会する夏の恒例イベント「EBiDAN THE LIVE」(通称エビライ)、東名阪を巡ったFCツアーなど、この夏も多くのステージを経験したONE N' ONLY(通称ワンエン)。その勢いと経験値を糧に、さらなるネクストステージへと邁進する彼らが、10月2日に最新作のEP「Fiesta」をリリースする。本作は、サンバやカーニバルの要素を取り入れたアゲアゲの表題曲「Fiesta」が現在開催中のホールツアー『ONE N’ SWAG 2024 ¿Fiesta?』のタイトルにもなっているように、同ツアーを追う上でも非常にマストな一枚と言えそうだ。

今回、メンバー5人が参加したインタビューでは(NAOYAさんはスケジュールの都合により欠席)、直近のステージの感想や「Fiesta」の制作秘話、さらにはワンエンの楽曲制作のこだわりにまで言及。彼らの今のモードやマインドを深掘りしたボリュームたっぷりのトークをお届けする。(取材は8月下旬)

数字が全てではないですが、知ってもらえたことが単純にうれしい


――さまざまなライブでSWAG(ファンの名称)と熱く盛り上がった2024年の夏でしたね。どのステージが印象に残っていますか?

HAYATO:エビライはEBiDANの他のグループとも共演する特別な機会で、いろいろなグループのメンバーがシャッフルしたコラボステージも用意されているんです。自分たちのグループにいるときとはまた違うワンエンのメンバーの姿が見られて楽しかったです。

EIKU:僕は多分、今回の出演メンバーで一番多くいろんなステージに出ていたんじゃないかと思います。裏でもほとんど休む暇がなく、着替えて出て、また着替えて…という感じで。今までのエビライで一番慌ただしかったです(笑)。ただ、おかげで…というか、僕の存在を認知してくださる方が急に増えて。エビライの後にインスタのフォロワー数が3000人ほど増えたんですよ。“頑張って良かった!”って思いました。

REI:僕は超特急のタカシくんたちとやらせてもらったシャッフルユニットに大きな反響があって。僕もライブ後にSNSのフォロワー数が3~4000人増えてビックリしました。数字が全てというわけではないですが、単純に知ってもらえたことがうれしかったです。

KENSHIN:僕は“世代別ドリームユニット”に参加させてもらって、いろいろな先輩や後輩とパフォーマンスができたことが楽しかったです。超特急のタクヤくん、M!LKの佐野(勇斗)くん、スパドラ(SUPER★DRAGON)の(志村)玲於くんと一緒のチームで、その3人と距離が近くなったんです。最後の公演ではみんなでくっついて歌ったりして。普段なかなか話せない方たちともこれを機にコミュニケーションを取れたのがすごく良かったなって思います。

――そんな中、TETTAさんは最終公演で脱ぎかけてましたよね?(笑)

TETTA:あー、はいっ! テンションが上がっちゃって。Tシャツの半分以上は脱げていたかも。はやてぃー(佐野)みたいにバンドのパフォーマンス中に脱ぐのはカッコいいですけど、トークで脱ぐのはちょっとアレでしたかね?

HAYATO:そりゃそうでしょ(笑)。出演者ほぼ全員がステージに集まっている中、前に出て行って脱いだTETTAをNAOYAが全力で連れ戻してたから。

REI:出禁になる前にね(笑)。

【写真】チームワーク抜群なONE N’ ONLY。ソロカットなど全30枚   撮影=西村康


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