ONE N’ ONLYが語る3rd EP「Fiesta」の制作秘話「“ワンエンが今歌うなら…”というのをフラットに見られるのもHAYATOの強さ」

今回のEPはまずタイトルの「Fiesta」から決まったんです

写真左から順にKENSHINさん、TETTAさん、HAYATOさん   撮影=西村康


――では、最新作となるEP「Fiesta」についてお伺いします。先ほどからお話に出ているように、この夏も相当忙しかったと思うのですが、一体いつ制作をしていたんでしょうか?

TETTA:レコーディングはつい最近までやっていました。全部終わったのが7月とか?

HAYATO:そうかも。4月27日に47都道府県ツアーのファイナル・パシフィコ横浜が終わって、映画(『BATTLE KING!! Map of The Mind-前編・後編-』※2025公開)の撮影をして…。それが終わったタイミングで動き始めた気がする。

――慌ただしい中だったんですね。

REI:そうですね。僕とEIKUは同時期にドラマの撮影をやっていて、いろいろと並行しながらの制作でした。

――パシフィコ横浜では既に次のツアーのタイトル『ONE N’ SWAG 2024 ¿Fiesta?』を発表していました。そのタイミングで「Fiesta」というEPのタイトルは決まっていたということですか?

HAYATO:はい。今回のEPはまずタイトルの「Fiesta」から決まったんです。9月から始まる秋ツアーのタイトルを考えたときに、夏のFCツアーのお祭りモードを汲んだような、一緒に盛り上がれる感じにしたいと思って。秋ツアーのメインとなる楽曲をEPの表題曲にするというのを先に決めて、そこから「Fiesta」を制作しました。

ラップ&ダンサー・KENSHINさん   撮影=西村康


KENSHIN:タイトル先行ということで、そのワードをどうするか?の話し合いは結構難航しました。みんなで案を出して、20個は候補が挙がったと思う。で、最終的にはHAYATOが出した“Fiesta”が選ばれて。

TETTA:みんなも結構いいワードを出してたんだけどね。ギリギリまで競ってた!

REI:“Fiesta”はスペイン語で“祝祭”や“パーティー”の意味。僕らは“J-POP”と“Latin Music”を融合させた“Jatin POP”という音楽スタイルを掲げて、ラテン要素を詰め込んだ曲もいろいろやってきたけど、今までは曲のタイトルが英語だったから次はラテンを意識したスペイン語も面白いんじゃない?って。 “Festival”ではなく “Fiesta”の方が今の僕たちらしいタイトルになりそうという思いもありました。

HAYATO:「Fiesta」は掛け声やコールをたくさん挟める楽曲で、僕のラジオで解禁したとき『ライブが楽しみ』っていうSWAGの反応が多かった。振り付けは難易度を重視するというより覚えやすいものにしたくて、手をこう(両手の指を動かして)ピロピロ~ってする振りとかはサンバっぽい雰囲気があって踊ったら楽しいと思う。

(全員でその振りを踊る)

KENSHIN:この動きね♪

ボーカル・EIKUさん   撮影=西村康


関連人物