学校教育の総合的な学習をサポートするための新番組「ドスルコスル」(毎週木曜朝9:35-9:45、2018年1月2日から毎週火曜昼3:30-3:40)が、10月12日(木)よりNHK Eテレで放送がスタート。年内放送の「ドスル編」では、子どもたちが現代社会の諸問題についての課題を見いだし、解決するすべを探る。そして年明けから放送予定の「コスル編」は、子どもたちが実際に取材やリポートを行い、課題の解決に向けた活動をしていく。
番組キャラクター「ドスル」の声優・カンニング竹山と、「コスル」を担当する本田望結が初回収録後に取材に応じ、収録の感想や番組の見どころを語った。
竹山は「どういう声にしようか考えて収録に臨んだんですが、すんなりドスルの声が出て。コスルちゃんっていう娘がいる温かいパパなのかなと思っていたんですけど、そんなこともなく意外と切れるオヤジだったので(笑)。ちょうど良かったのかなと思います。それと、望結ちゃんがうまさにびっくりして、いろんなことを学びましたね」と驚きの表情を見せた。
一方、本田は「竹山さんが本当にすごくて、一緒に収録していて私のせりふの番の時に竹山さんのせりふに聞き入ってしまって忘れちゃうこともありました。私は、コスルちゃんはドスルみたいなパパがいて、毎日楽しいだろうなーって思います!」と互いにほめ合い、すでにコンビネーションも出来上がっている様子。
小学校の総合の授業で使用される同番組。竹山は「総合の授業というものを知らなくて、最初に聞いた時には『総合格闘技かな?』って思ったくらいびっくりしたんです。僕の時代だと道徳の授業で地域の問題とかを取り扱っていたのかな。こういう授業って大人になってもずーっと覚えていたりするので、それがうれしいことでもあり、ちゃんとやらなきゃなと思いますね。途中で変なスキャンダル起こせないなと思いますね(笑)」と笑顔を見せつつコメント。
また本田は「私の学校では小学校5年生ぐらいの時から総合の授業が始まって、その中でも私が気になっていたのは国際交流でした。英語の授業も重ねってきたりするので、すごく勉強になりますし、総合って友達と一緒に学習することも多いので、総合は好きな授業でした」と、授業の思い出を語った。
今回、コスルを本田が演じることになった理由には、ある偶然があったという。
制作統括の坂口真は「学校教育用の映像がどのように授業に使われているのかを検証するために、学校を見学するんですが、3年前から制作スタッフが訪ねていたのが、望結ちゃんが通っていた学校だったんです。
その学校では、すごく総合の学習に力を入れていたので、そういうバックボーンを番組のナレーションに生かしてもらいたくて、今回ご登場いただきました」と明かす。
そして、会見の最後には本田の小学校の担任教師からメッセージが到着。「NHK Eテレは全国放送、『ドスルコスル』は来年度、望結の妹の(本田)紗来も視聴するから頑張って!」とエールが送られた。
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