1月30日(土)から公開される映画「ゴールデンスランバー」の完成披露試写会が18日、都内で行われ、主演の堺雅人のほか、竹内結子、吉岡秀隆、劇団ひとり、香川照之、濱田岳、渋川清彦、貫地谷しほりと、中村義洋監督が舞台あいさつを行った。
本作は、'08年に本屋大賞、山本周五郎賞を受けた伊坂幸太郎原作の同名小説を映画化したミステリー。首相暗殺犯に仕立て上げられた宅配ドライバー・青柳雅春(堺)の逃走劇を描く。
堺らは、劇中で青柳が運転するトラックの荷台からダンボールの山をけ散らして登場。堺は「映画の中では1人で荷台の中に入っていたのですが、今回はこんなに豪華な頼りがいのある皆さんと入ることができて、非常に心強かったです」と感想を述べた。
青柳の元恋人・晴子役の竹内は「荷台の扉が開いた時、ダンボールもろとも落っこちるかと思ってヒヤヒヤしました。その瞬間にこのイベントを台無しにするのはわたしか、って思ったら逃げ出したくなりました」とまだ緊張が残っている様子。
青柳の大学生時代の友人・森田役の吉岡は、物語にちなんで日常生活で逃げ出したくなる瞬間を聞かれ、「ずっと好きだった女の子あての愛のメールを、間違えて男友達に送ってしまったことがあります。逃げ出したいというよりは消えてしまいたいと思いました…」と恥ずかしい思い出を披露した。
吉岡と同じような経験をしたことがあるという中村監督が「ラブラブのメールを間違えて竹内さんのマネジャーさんに送ってしまいました」と告白すると、その後どうなったのかとキャストたちは興味津々。竹内から「うちの人をたぶらかさないで下さい」とツッこまれ、会場の笑いを誘った。
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