9月22日(金)夜8時57分からの「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(TBS系)は、2時間におよぶ「中居正広のキンスマスペシャル」。野沢直子の父親の隠し子発覚エピソードをたどるとともに、野沢が54歳にしてまだ見ぬ妹に会いに行く様子に迫る。
野沢の家系は、小説家の祖父、小唄の師匠の祖母、有名作品に出演する声優の叔父など芸能や文学にたけている血筋。中でも父親は、ひときわ破天荒な男だった。東京・新宿に自社ビル、ボート、1987年の有馬記念で2着になった競走馬など100頭以上の馬を所有しており、いつも家族みんなを振り回していた。
野沢が26歳の時に母親は他界し、その後すぐに父親は再婚。2015年、その父親もこの世を去った。そんな中、遺品整理をしていた弟から一通のメールが届いた。その内容は、父親に隠し子がいたということ。野沢とまだ会ったことのない妹がいたのだ。納骨式の折、父親の友人経由で妹に連絡したが来てくれなかったという。
『金スマ』は、異国にいる妹に会いに行くところを密着させてほしいと野沢にアプローチするが、中々承諾してくれない。理由は「嫌われているかもしれない。会うとそのことが本当になってしまう。最悪な結末、絶縁されるかも」などと不安に思ったから。
しかし、父親の死から2年がたち、気持ちの整理がついた今年の夏、野沢は意を決し、タイへ向かった。そして、『金スマ』の密着取材が実現するに至った。
いよいよ、妹とのご対面。すると、ある事実が判明する。それは妹の本名が「ピッシーニーヤー・ノザワ」、つまり“ノザワ”の名を継承していたのだ。また、妹は野沢のブログから自分のめいにあたる格闘家、真珠・野沢オークライヤーの存在を知っていた。さらに、互い家族のことを話し合うと、子育てに共通点が見つかった。「会ったことがなかったけど、同じ父の子なんだ」と実感する野沢にとって、父親のDNAを実感する涙と感動の対面となった…。
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