――杉野は本作が刑事ドラマ初出演。刑事ドラマを数多く経験している反町に極意を聞いてみると…。
反町:刑事ドラマはコメディーやシリアスなどいろいろ要素が入っているので、単純に見えて難しいんですよ。どうしても会話劇になってくると、俳優として面白くしようとする気持ちが生まれてきてしまいますが、その空気に流されずに、事件に関わるシリアスな部分は気を引き締めて演技をすることが大事。
芝居に緩急がついてこそより面白くなっていくというか…。今回も、大事な部分は男2人が真っ正面からぶつかり合って、メリハリをつけて演じようと思っています。
杉野:勉強になります! 今回、反町さんの演技を間近で勉強できるのが本当に楽しみで、刑事ドラマは初めてなのに、いい感じで肩の力が抜けているのは、反町さんが頼もしいから。この3カ月でたくさん成長したいです!
反町:刑事ドラマは独特なところもありますが、お互いに助け合いながらやっていくと楽しいはず。いい化学反応を起こしたいです。