“幻の作品”を蔵出し… 「男の挑戦」「男が血を見た時」「セールスマン物語 男にゃ男の夢がある」の3作品がテレビ初放送

2024/10/03 10:00 配信

映画 コラム

「セールスマン物語 男にゃ男の夢がある」より(C)1961年日活株式会社

コミカルな展開で描かれる「セールスマン物語 男にゃ男の夢がある」


衛星劇場では、10月4日(金)夜6時15分、12日(土)朝4時45分、21日(月)朝8時30分より、1961年の映画「セールスマン物語 男にゃ男の夢がある」も放送。

マットレスを販売する商社の新入社員・上野(長門裕之)は販売課で“1日5セットを売る”という目標をもとにセールスマンとして働いていたが、上野は門前払いされる毎日を送る。下宿のおばさんに泣きついてようやく1つ契約が取れたものの、それ以降はなかなか契約を取ることができず、散々な目に遭う。そんな中、以前失意のどん底にあった上野を慰めてくれたことのある喫茶店の従業員・菊子(松原智恵子)と再会し、愛情が湧いてくる上野。その帰り道、養老院で働く男から「マットレスを50セット買いたい」と呼び止められ――。

若いセールスマンが、男の夢を追って繰り広げる恋と爆笑の珍武勇伝を、軽快なタッチで描き出した本作。明朗喜劇篇として、絶妙な爽快感を味わえる点が見どころだ。主演は、昭和時代の日活を支えた“青春スター”の一人で、コメディからシリアスな役どころまで幅広くこなす名優・長門裕之が務めている。

「セールスマン物語 男にゃ男の夢がある」より(C)1961年日活株式会社