その情熱は、一晩中ビンナの家の前で張り込みするほど。2人で被告人に話を聞きに行くシーンで、ビンナが「もういい。行きましょう」と聞き込みを邪魔すると、ダオンはこっそり首にかけていた十字架を切り札とばかりにチラつかせ、彼女の口を封じる技まで編み出した。十字架を目にしたとたん「ギャァァ!」と強烈なダメージを受けるビンナのコミカルな悪魔っぷりがまた楽しい。
いよいよ息が合い始めた2人のケミに、視聴者からも「楽しい」「かわいすぎる」「冷たいビンナと熱いダオンのコンビ、いいね」「2人のケミにハマりそう」の声が続々と寄せられた第2週。クールでサイコなビンナにしつこく付きまとうダオンにも「ハン・ダオンに沼りそう」「ダオンがだんだんビンナに反撃できるようになってるのツボすぎる」「シネちゃんかわいいし、キム・ジェヨンもかっこいい。リアタイ決定!」「ビンナにぐいぐい来るダオン良すぎる。ときめきしかない!」といった声が飛び交った。
ビンナ役のパク・シネは、「美男<イケメン>ですね」(2009年)や「相続者たち」(2013年)、「ドクタースランプ」(2024年)などヒット作を多く持つ、言わずと知れた人気女優。一方、ダオン役のキム・ジェヨンはモデルデビュー後、俳優としても「100日の郎君様」(2018年)のムヨン役や「月水金火木土」(2022年)の“スーパースター”カン・ヘジン役で注目を集めてきた。
9月30日が、36歳の誕生日だったジェヨン。11月1日(金)にはZepp Haneda(TOKYO)でファンミーティングを予定するなど、日本でも人気のイケメン俳優だ。今作「悪魔なカノジョは裁判官」で演じるダオンは、鋭い直感と熱い正義感、包み込むような優しさを兼ね備えたキャラクターを好演している。
3話終盤では、そんなダオンのふいの涙に、今度はビンナがハートをつかまれる展開。涙の粒がツー…と静かに流れていく繊細な泣き顔がまた、美しい。「もう困らせません」「もうあなたに興味を持ちません」「では、元気で」と、まったく連絡をよこさなくなってしまったダオンの気を引きたくて、4話では、ビンナがありえないほど悪魔的な手段に打って出る。
DVや児童虐待、保険金殺人といった極悪事件の加害者を悪魔裁判にかけて“同じ目に遭わせる”という強烈な勧善懲悪ストーリーに加え、悪魔なビンナと真面目な刑事ダオンのラブコメディー要素も強い同作。まだまだ縁が切れそうにない2人が今後、どんなケミを見せてくれるのかも楽しみだ。
「悪魔なカノジョは裁判官」は、ディズニープラスのスターにて毎週金・土曜に1話ずつ配信中(全14話)
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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