リョウン&チェ・ヒョヌクの絆に涙腺崩壊…2人のバンドシーン&サントラも充実の青春ロマンス<輝くウォーターメロン~僕らをつなぐ恋うた~>

2024/10/08 18:00 配信

ドラマ コラム

輝くウォーターメロン~僕らをつなぐ恋うた~(C)STUDIO DRAGON CORPORATION

「コッソンビ 二花院(イファウォン)の秘密」(2023年)のリョウンと、「弱いヒーロー Class1」(2022年)のチェ・ヒョヌクが主演するファンタジー青春ロマンス「輝くウォーターメロン~僕らをつなぐ恋うた~」が10月18日(金)、CS放送「衛星劇場」でスタートする(毎週金曜夜11:00-深夜1:30ほか※2話連続放送)。注目を集める次世代スター俳優たちによる感涙必至の青春ストーリーの魅力に迫る。

「輝くウォーターメロン」あらすじ


輝くウォーターメロン~僕らをつなぐ恋うた~」は、韓国ケーブルテレビtvNで2023年に放送されたファンタジー青春ロマンス。“タイムスリップ”の結果巻き起こる若者たちのかけがえのない青春の日々を、全16話で熱く描く。

時は現代。耳の聞こえない両親と兄を持つ“CODA(Child Of Deaf Adults)”の少年ウンギョル(リョウン)は、小学生の頃から両親の食堂を通訳として手伝い支えてきた、まじめで心優しい優等生。だが一方で、同級生にいやがらせを受けて孤独な思いを抱えていた。そんなウンギョルの壊れそうな心を救ったのが、近所の楽器店“ビバミュージック”のおじいさん(チョン・ホジン)。ウンギョルは、家族に内緒でおじいさんからギターを習い始める。

そして6年後。ウンギョルがバンド活動をしていることを知った父は、大反対。ウンギョルは音楽をあきらめようと決め、偶然迷い込んだ不思議な楽器店“ラ・ビダミュージック”で大切なギターを売ることにする。だが、店から出ると街の様子が何かおかしい…なんとそこは、1995年。過去にタイムスリップしてしまったウンギョルは、高校時代の父イチャン(チェ・ヒョヌク)に偶然出くわし、耳も聞こえるし言葉も話せる若き日の父とバンドを結成することになる。

輝くウォーターメロン~僕らをつなぐ恋うた~(C)STUDIO DRAGON CORPORATION

「キルミー・ヒールミー」脚本家の6年ぶり最新作


「太陽を抱く月」(2012年)や「キルミー・ヒールミー」(2015年)などの人気作で名を馳せるチン・スワン作家の6年ぶり新作としても話題を集めた本作だけに、ストーリーがとにかく秀逸。CODAとタイムスリップという2つのモチーフを組み合わせ、ユニークで共感度満点の物語に仕上げている。

近年、アカデミー賞3部門を受賞した映画「Coda コーダ あいのうた」(2021年)をはじめ、ろう者やその家族にスポットを当てた作品のヒットが続くが、本作も、ろう者の両親を持つCODAが主人公。両親の通訳のために呼び出されて友達と遊べなかったり、家族のことが原因でいじめに遭ったり…家族で唯一の聴者として父の期待を背負って生きるウンギョルの孤独が、小学生時代から丁寧に描かれていく。

そんなウンギョルにとって音楽は、“自分自身”に戻れるとても大切なもの。沈黙の世界にいる家族と社会をたった一人でつなぎとめるウンギョルは、閉じ込めてきた感情をギターで表現するようになっていく。

その矢先に起きた、28年前へのタイムスリップ。現在の父イチャンとは別人のように明るくまっすぐな高校時代のイチャンと出会い、バンド活動をする中で、ウンギョルはイチャンと特別な絆で結ばれていく。イチャンが生まれつきのろう者ではなかったと知ったウンギョルは、イチャンが聴覚を失うきっかけになった事故を防ごうと奮闘する。