コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、電子コミック『結婚したい39歳の私と最低クズ男の最悪なウソ』が発売されたばかりの、ミロチさんが描く『規格外の赤ちゃんを出産した話』をピックアップ。
ミロチさんが2024年8月19日にX(旧Twitter)で本作を投稿したところ、2,400件を超える「いいね」と共に、多くの反響コメントが寄せられた。本記事では、ミロチさんにインタビューを行い、創作のきっかけや漫画を描く際のこだわりについて語ってもらった。
二人目の妊娠・出産を描いたエッセイ漫画である本作。主人公の作者・ミロチさんは、一人目・つむさんの出産が難産であったことから、二人目なんて考えられないと思っていた。しかし、子育てをするうちに二人目が欲しくなり、妊活することに。一人目がなかなかできなかった経験から、期待はほどほどに妊活をしたいと思っていた矢先、すぐに二人目を授かることができたミロチさん。妊娠がわかってからは、一人目の経験からつわりがひどくなる前に締め切りのある仕事をできる限り終わらせておこうと考えたのだった。
夫の助けを借りながら、できる限り早く仕事を終わらせようとしていたミロチさんだったが、思ったよりも早くつわりの症状が出てしまう。つわりが始まったことを「チーズバーガー」をお昼に注文したことで気づく夫。まだ軽度のつわりであることを「チワワくらい」、と犬で表現するミロチさん。この日から2週間、ほぼチーズバーガーしか食べられなくなってしまうのだった。
2種間後にはつわりの度合いが「豆柴」になり、夫が友人の結婚式で大阪に行き、実母に助けを求めた時には「ゴールデンレトリバー」、と徐々にひどくなっていった。上の子もいることから、その後約2か月は実家に滞在することとなるのだった。
作品を読んだ読者からは、「ワンちゃんの表現笑えましたw」「勇気がもてました」など、反響の声が多く寄せられている。
――『規格外の赤ちゃんを出産した話』を描こうと思われたきっかけや理由などをお教えください。
2人目の出産でしたが怒涛のハプニングが続き、精神的にも肉体的にも辛かったんですが、これを絶対に漫画にしてやる!絶対に面白い!!と思ったら歯を食いしばり頑張る事ができました。
――今作を描くうえで、特に心がけた点や大切にした点などがあれあばお教えください。
今回の出産は本当に大変な事が多かったんですが、それをいかに面白く笑ってもらえる内容として届けるかを心がけました。
そうすることによって自分にとっても後々楽しい思い出に変換されていく気がしたので。
――今回の作品のなかで、特に注目して欲しいシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
ネタバレになるので差し控えさせて頂きますが、最終話で医師から言われた言葉が今でもずっと胸に刺さってます。
Instagram、ブログにて最終話まで読めるので、読んでいただけたら嬉しいです。
――つわりの症状レベルがかわいい犬たちで表現されており、「ワンちゃんの表現笑えましたw」「例えが可愛くていい」などの反響もありました。つわりの症状レベルを犬にした理由はありますか?
つわりはとんでもない化け物だと思っているので、できるだけ可愛く表現したかったからです。
――ミロチさんはご自身のエッセイ漫画だけでなく、ご友人の体験談を元にした漫画も描かれていますが、今後はどのような作品に挑戦されたいですか?
私の漫画を読んで笑ってもらえる事が好きなので、今後はジャンル問わず笑える漫画を描いていけたらいいなと思ってます。
――最後に、読者やファンの方へメッセージをお願いします。
これからも面白い漫画が描けるよう日々鍛錬、腕を叩き上げていくのでどうぞよろしくお願いします!漫画読んでね⭐︎
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