――その後、雑誌やカタログでモデルとして活動され、今年アイフルのCMに出演。バナナマンさんとの共演で、設楽統さんが“マジック用の布”を関さんにかぶせると、衣装が変わってしまうホテルの従業員役をされています。出演のきっかけはなんでしょうか?
オーディションです。CMのオーディションはそれまでにもいくつか受けていたんですが、どれもダメで…。
「今回も無理だろうな」と思っていたんですが、ダメ元で頑張ったら合格したんです。
オーディション前日に、めっちゃアイフルさんのCMを見てイメージトレーニングした甲斐がありました(笑)。
――(笑)。オーディションはどんな様子でしたか?
それが、すごく緊張していたので、あまり覚えてないんです。
会場で絵コンテを渡されて、それを覚えるのに必死でした。
――CMの絵コンテがあって、それを演じたと。
はい。そのときに「もう少し違う風にできますか?」というような指示をいただいて、何パターンか。
実は、その要求されたパターン数が、私の前にやっていた子たちより多かったんですよ。だからオーディション中に「おっ、これ…もしかして、いけるかも!」なんて思ってました(笑)。
――可能性を感じていたんですね。そして、見事合格。
はい。マネージャーさんから電話で聞いたときは本当に嬉しかったです。
でも実は、私のマネージャーさんは「残念ながら……受かりました!」なんて、一回落ちたと思わせてから喜ばせるというイジワルな(笑)伝え方をするので、ちょっとビックリしました。
――マネージャーさんとの仲の良さが伝わってきます(笑)。収録本番はいかがでしたか。衣装替えが何度もあるので、大変だったのでは?ホテルの従業員、ウエスタンガール、チャイナ服、チアリーダー、と4種類も。
はい、すごく時間がかかっています。着替えるだけでなく、そのたびに髪形を変えてメイク直しもしているので。ヘアメイクさんも大変ですよね。
それと衣装が変わるときに、設楽さんが私に“ファッ”って布をかけるんですけど、この場面は数え切れないくらい、やり直しになりました。
布の動きは偶然に左右されるので仕方ないんですよ。それなのに、設楽さんは「ゴメンね」なんて言葉をかけてくれて、すごく優しい方なんだなと思いました。
だから私も必死で体を小さくして、布から体がはみでないようにしてましたね。
――知られざる苦労が。また、関さんがお一人で映っている場面では、チャイナドレスでの少しセクシーなポーズや、チアリーダー姿でジャンプする元気な姿も披露されています。
あそこは、緊張せず楽しくできました。スタッフさんが「いいねー!」って感じでノセてくれたので。 グラビアのときと一緒ですぐにノっちゃって(笑)。
――CMの笑顔は、心から楽しんでいる顔なんですね。CMはテレビでたくさん放送され、YouTubeの公式動画も95万回以上再生されていますが、放送後の反響は?
中学校時代の同級生から、いきなりLINEが来ました。「もしかして、アイフルのCM出てる?」って。
家族も喜んでくれたんです。お母さんには、出演自体は知らせていたんですが、もっと“チョイ役”だと思っていたそうで「台詞があったね!思ってたより映ってる!!」と。
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