2024年シーズンのメジャーリーグベースボール(MLB)の日本人選手の活躍や試合の見どころをまとめた情報番組「MLB's ON FLEEK」#30が、ABEMAにて9月27日に放送され、最終回となった本放送回では、「エムフリ的ベストプレーヤー」と題し、2024年シーズンの成績や逸話で番組にインパクトを与えた選手をポジション別で選出した。
投手部門では、2024年シーズンからMLBに挑戦し、好成績を残しているシカゴ・カブスの今永昇太投手、大車輪の活躍を見せたサンディエゴ・パドレスの松井裕樹投手、“ヨーヨーカーブ”でその名をとどろかせたロサンゼルス・ドジャースの山本由伸投手、日米通算200勝を達成したパドレスのダルビッシュ有投手が候補にあがる。
さらに、ゲストで野球解説者の杉谷拳士は、ア・リーグ投手三冠を走るデトロイト・タイガースのタリク・スクーバル投手をイチ押し投手に指名した。その理由を、杉谷は「今年5月にアメリカに行った時に、前田健太投手から『何年後になるかはわからないけど、アメリカを代表する投手になる。何かタイトルを獲るはずだから、見ておけよ』とオススメされた。そして、その日にスクーバル投手が先発していて、初球から100マイル超えていた。そんなこんなで気づけば、今の成績」と絶賛した。
“エムフリ的ベストプレーヤー”には、下馬評以上の活躍でファンを沸かせた今永投手、MLBジャーナリストのAKI猪瀬が「名前がそこまであがらないけど、攻撃型捕手」と評したミルウォーキー・ブリュワーズのウィリアム・コントレラス捕手、妻子のために“キャラ変”したフィラデルフィア・フィリーズのブライス・ハーパー一塁手、断トツの成績を残したアリゾナ・ダイヤモンドバックスのケテル・マルテ二塁手、“現役最強のスイッチヒッター”と名高い、走れる主砲のクリーブランド・ガーディアンズのホセ・ラミレス三塁手、AKI猪瀬がデレク・ジーターの後継者として注目するカンザスシティ・ロイヤルズのボビー・ウィットJr.遊撃手、外野手部門では、ニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジ選手とフアン・ソト選手を「殿堂入り」とした上で、2024年シーズン絶好調のカブスの鈴木誠也、新人王候補のパドレスのジャクソン・メリル選手、好守備が光るコロラド・ロッキーズのブレントン・ドイル選手を選出する。指名打者部門は文句なしの選出となったドジャースの大谷翔平選手が選ばれた。
この面々に、杉谷は「いろんな球団からまんべんなく選ばれている」と太鼓判を押すと、番組MCのさや香の新山は、「こういう話っておもしろいよな~! 居酒屋でやったらいちばん楽しいやつや」と声を弾ませる。番組開始当初は“MLB初心者”だった相方の石井は、「まだまだいけそう!」とMLBの魅力にどっぷりとつかった様子で相づちを打っていた。
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