高田里穂、渡部秀へ「砂後谷が秀くんでよかったなと思っています」二人が役どころや見どころを語る<バツコイ>

2024/10/19 08:00 配信

ドラマ インタビュー

高田里穂「コメディーシーンと情緒的なシーンでの演じ分けを自分なりに考えてやっています」


――撮影の雰囲気はいかかですか?

高田:一日に撮影する量がすごいので、全員大きめの声を出し、すごいスピーディーに撮影が進んでいっています。気が付いたら、あっという間に撮影が終わっているんじゃないかなって思います。そして、クランクインがいきなり大声で砂後谷を罵倒するシーンからだったので、これはかなり体力使うなって、そこで確信しました。

渡部:確かに、いきなりフルスロットルだったね!しかも、初日にそういうシーンが2,3個続いていたよね。

高田:そうなんですよ。監督から「声張りめでもっと大きめに、テンション爆上げ、徐々に上がってって!」といった的確な指示もあったので、そこに乗っていこうっていう気持ちでやらせていただきました。一方で、情緒的なシーンもあるので、コメディーシーンと情緒的なシーンでいい意味でギャップが生まれるように、演じ分けはすごい自分なりに考えてやっています。

役柄について「カホリとは性格が似てる」「砂後谷の性格は逆のタイプ」


――役柄についていかかですか?

高田:漫画を読んだ時、自分と似ているなと思いました。恋愛的な部分では理解できないですが(笑)、性格の部分で、気持ちを切り替えようとしたり、何かが起きた時にあたふたするのではなく次にどうしようかってすぐに切り替えられる所であったりは、すごく似ています。女性から見ても自立して格好いい女性として漫画のまま演じることが、この作品の大事な部分かなと思ったので、カホリの格好いい部分を丁寧に演じたいなと感じました。また撮影が始まり、演じるうえでは、自然と役に切り替わっている自分がいます。でも、監督には「気を抜くと優しさが出ちゃうから、もっと強気で!」って言っていただいて、そこは自分でも意識して、漫画のカホリの顔を頭によぎらせて、漫画に合わせた表情作りとかもやっています。

渡部:物事に対して執着があるっていう砂後谷の性格と、僕は逆のタイプなんですが…。似ている部分で言うと、よく里穂ちゃんとかから「ストーカーっぽい!見た目が真っ当なのに変なことしそう!」ってよく言われて(笑)。そういう見た目の部分はあるのかなって思います。

高田:秀くんはいい意味で陰がある!漫画で砂後谷を見ていて「秀くんだ!」って思いました(笑)。

渡部:ありがとう(笑)。なので、そういう意味では、自分の感覚的にはちょっと真逆なキャラクターを演じられるっていうのはすごく嬉しいですし、雰囲気的には、周りから似ている部分があるって言われるのは、良い作用があるなと思います。

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