「シカゴ」シリーズなど数々のヒット作品を手掛けてきたヒットメーカー、ディック・ウルフが製作総指揮を務める海外ドラマ「FBI:特別捜査班」。その中でも、本シリーズ最初のスピンオフ作品となる「FBI:Most Wanted ~指名手配特捜班~」のシーズン4が、10月21日(月)より動画配信サービス・Huluにて先行独占配信される。そこで本記事では、本作のこれまでのシーズンを振り返りつつ、シーズン4のあらすじや見どころについて紹介していく。
1話完結型のノンストップ捜査ドラマ「FBI:Most Wanted ~指名手配特捜班~」では、実在する最重要指名手配リスト(Most Wanted)を題材に、FBIの捜査官たちが凶悪な逃亡犯たちを追跡する様子が描かれる。
「指名手配犯」ということもあって最初から犯人が判明していることから、本編の「FBI:特別捜査班」と比べて時間との闘いを強いられる場面も多々あり、スピーディーでスカッとする展開が見どころの一つ。また、本編では捜査官のマギー(ミッシー・ペリグリム)&OA(ジーコ・ザキ)というバディを中心に展開されていくが、本作は“チームでの捜査”がメインとなる。
犯人の心理に肉薄するチームリーダーのジェス(ジュリアン・マクマホン)、陸軍兵出身のケニー(ケラン・ラッツ)、元ニューヨーク市警のシェリル(ロキシー・スターンバーグ)、分析官のハナ(ケイシャ・キャッスル=ヒューズ)、ラクロイの亡き妻の兄であるクリスティン(アレクサ・ダヴァロス)という、総勢5人のチームだ。時にぶつかり合うこともあるが、犯人を確保するたびに絆が深まっていく様子も注目ポイントとなっている。
シーズン1では、鎮痛剤の処方箋を大量にさばいて金儲けをしていた医師が、彼の妻を襲った侵入者と妻を射殺し、処方箋を持って逃走する事件や、おもちゃの銃で強盗事件を起こし懲役20年の実刑判決を受けた少年の母親が、法律事務所に乗り込み居合わせた客を撃ち殺す事件などが発生。最重要指名手配犯に指定された凶悪な犯人と、ジェス(ジュリアン・マクマホン)を中心とした特捜班による緊張感あふれる追跡劇が繰り広げられる。
続くシーズン2でも、次々と殺人を重ねるハッカーや、過去に取り逃した犯人から挑戦状を受け取ったりと、危険な展開が続く。そして、元ロサンゼルス市警のオルティス(ミゲル・ゴメス)が頼れる仲間として特捜班に加入。彼の知られざる過去も描かれ、新たな人間ドラマが繰り広げられる点も見どころだ。
そしてシーズン3では、マイアミ支局からクリスティン(アレクサ・ダヴァロス)が特捜班に加入。しかし、シーズン後半ではあるメンバーと衝突してしまい、その結果衝撃の別れが待ち受ける。ショックに打ちのめされたチームだが、変わらず凶悪犯を追い続ける必要があり――。ちなみにシーズン3第1は、「FBI:特別捜査班」シーズン4第1話と、スピンオフ第2弾「FBI:インターナショナル」シーズン1第1話をつなぐ“トリプル・クロスオーバー”の中間話となっている。
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