両親の離婚をきっかけに、母・遥(国仲)の母校に転校してきた高校3年生の上村蒼(莉子)。そこで偶然同じクラスになった橘伊織(杢代)は、中学3年の夏休みの間、祖母の家にこもっていた頃に出会い、初めて恋をした相手だった。
夏休みが終わり、両親のもとへ帰る前に伊織に告白しようと思っていた蒼。最後の夜に「一緒に流星群を見よう」と約束していたのだが、約束の日、伊織は現れなかった。それ以降会うことはなく、蒼は伊織にフラれたと思っていた。
再会を気まずく思い、伊織を避けてしまった蒼。屋上でアルバイトの求人情報を見ていると、同じクラスの佐々木真鈴(田中)に「うちの学校、バイト禁止だよ」と話しかけられる。しかし真鈴は「お金が欲しいなら紹介してあげるよ、バイト」と言ってくる。
そのバイトとは、なんとパパ活。身の危険を感じて逃げようとした蒼を助けてくれたのは、偶然通りがかった伊織だった。久しぶりに話す中、約束を破った“あの日”の話に。伊織は塾をサボって蒼に会っていたことが母親にバレてしまい、携帯を取り上げられていたという。
「もう一度チャンスをくれないかな?」と言った伊織は、蒼を夜の学校へと連れて行く。忍び込んだ天文部の部室で、伊織手作りのプラネタリウムを見てやっと笑顔を見せた蒼。そんな蒼に、伊織は「次の日曜日、誕生日だろ?お祝いさせてほしい」とデートに誘う。誤解も解けて幸せそうに笑う2人。だが、その様子を遠目に見つめる高梨琴音(秋田汐梨)の姿が。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)