10月9日(月)朝9時から「香川照之の昆虫すごいぜ!『3時間目 オニヤンマ』」が、NHK Eテレで放送されることが分かった。“昆虫愛”が強過ぎる俳優・香川照之が、さまざまな昆虫に関する熱過ぎる授業を展開する「香川照之の昆虫すごいぜ!」は、SNSを中心に多くの視聴者に支持され、再び“カマキリ先生”姿の香川が授業を開講する。
特別編(8月14日放送「出張!タガメ捜査一課」の回)を含め4本目となる今シリーズ。香川は「周囲の反応も1時間目の授業からどんどん増えてきて、今は自分の生徒が4倍くらいになっている感覚です。
もう昆虫界の池上彰さんになった気分です。もはやライフワーク、私の代表作と語られていますし、私自身もそう思っています。好きなことを仕事にできることがこんなに素晴らしいことなんだなと改めて感じています」と語る。
また、やはり反響も大きいようで「いろんな人から“カマキリ先生”と呼ばれるようになったのが本当にうれしいですね。特に子どもたちが僕のことを見る目が変わりました。俳優ではなく、昆虫に詳しいおじさんだと思われているようで、『あのおじさん、かぶり物がないとこういう顔なんだ!』という熱い視線を感じています(笑)」と印象の変化もあったよう。
今回取り上げる昆虫は、秋に現れるイメージのあるオニヤンマ。香川は時速60kmで高速飛行するオニヤンマの捕獲に悪戦苦闘する。
しかし、香川は他の昆虫についても熱い思いがあるようで「僕はトンボの中でオニヤンマは金メダリスト、銀メダリストはギンヤンマだと思っているんです。そして実はギンヤンマには憧れはあったんですが捕ったことがありませんでした。
番組内でギンヤンマの捕獲にも挑戦したんですが、もうギンヤンマを追い掛けているときの至福の感覚! カマキリも好きですが、ちょっとギンヤンマは昆虫の中でも格が違いました。皆さん、ギンヤンマがどれだけ気高い存在なのか調べてみてください。あ、今回のメーンテーマはオニヤンマでしたね」とギンヤンマへの思いを語る。
また、番組の見どころについて「トンボを捕まえた時の、捕食者カマキリの喜び! それが今回も見どころです。命を粗末にしてはいけないので、もちろん放すんですが、生命、地球の営み、生態系の歴史、その一端を手に入れて確認するこの虫捕りという作業がどれだけ尊いことかというのを見てほしいです」とも。
今回もその熱量は変わらず、体当たりでロケに挑戦。「トンボの捕獲ロケで夢中になり過ぎて熱中症気味になりました。その日は冷房が効いた部屋にいても汗が止まらず、ビールを飲んだらなぜか治り…」と自宅でもロケの余韻を感じていたと明かす。
さらに、今回は4枚の羽を使って高速旋回するオニヤンマの、飛行の秘密に迫る実験に挑み、「今まで以上に体を張っています。昆虫の素晴らしさを伝えるためなら、この香川照之、いくらでも体を張りますので、今回もぜひ、ご覧ください!」と意気込んだ。
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