影山拓也、桐谷健太との共演に感激「僕もいずれケン兄、ケンタさんって呼べるようになりたい」<Qrosの女 スクープという名の狂気>

【写真】車の中で張り込みをする桐谷健太“栗山”と影山拓也“矢口”(C)「Qrosの⼥」製作委員会

桐谷「ものすごく現代らしいテーマだと思います」


――本作が初めての本格的なドラマ出演となる影山。

影山:初日は張り込みのシーンだったのですが、緊張しました。

桐谷:一緒にいて、矢口はもうちょっと躍動感があるのかもね…みたいな話をさせてもらったよね。

影山:自分の中に引っ掛かっている部分があると、めちゃくちゃ考えてしまうタイプなんですが、桐谷さんから矢口はこうした方が面白いかも…というヒントをいただいて本当にうれしかったです。

桐谷:ヒントってほどのことではないけど。でも次の日には演技が変わっていて…。頼もしいって思いました。物語上のこともありますが、回を重ねるにつれて栗山と矢口の関係性が変化していく気がしてすごく楽しみです。

――人間の知りたいという欲求に翻弄される姿が描かれる本作。

桐谷:今は衣・食・住・情と付くくらい、生活に情報が根付いてきている世の中。僕としては、自分の気持ちがいいものだけをつかめばいいと思っていますが、そうもいかないこともあるようで…。この作品で視聴者の皆さんと共に、情報とは何か? 何を自分たちは選択していくのか、みたいなことを感じていけたらと思います。

影山:良くも悪くもSNSの力を感じます。改めて、責任を持って発信しなきゃいけないなと考えさせられました。

桐谷:ものすごく現代らしいテーマだと思います。その辺りも考えつつ、栗山&矢口の凸凹コンビも楽しんでください!

撮影=山田大輔/取材・文=玉置晴子/スタイリスト=岡井雄介(桐谷)、櫻井賢之(casico)(影山)/ヘア&メーク=岩下倫之(Leinwand)(桐谷)、晋一朗(IKEDAYA TOKYO)(影山)