桐谷健太&影山拓也が役作りや撮影エピソード語る「本番直前まで桐谷さんが笑わせてくれる」<Qrosの女>

2024/10/08 19:00 配信

ドラマ 会見

桐谷健太「14,15年くらい前に家の前で張り込みをされていて」


実際に記者役を演じてみて、記者に対する見方の変化を問われた桐谷は「僕は14,15年くらい前に家の前で張り込みをされていて。不思議なところに車が止まっているぞ?と思いながら家に入ろうとしたら、後部座席が光って。あれはカメラのレンズと呼ばれてるものじゃないか?と思って」と過去のエピソードを披露。

続けて、「その車まで歩いて行って、ノックしたんですが、最初は空けてもらえなかったんです。でも、もう一回ノックしたら、開けてくれたので、“すいません、今日、なんもないですよ!時間あれなんで、今日は帰ってください。でも、これからもよろしくお願いします!いつも取材とかしていただいてありがとうございます”って伝え、その記者の方とカメラマンさんとすごい固い握手をしたんです。僕はそのイメージがあります」と桐谷はコメントを。

一方、岡部は「週刊誌の好きなお店を紹介するコーナーで、僕が良く行く焼き鳥屋さんに記者の方と一緒に行ったことがあります。その人が、“いつもはスクープを撮る記者の仕事をしていて、今回はたまたまそういうコーナーの仕事をしています”って話をされていて。昔の話をしたりするだけの取材だったんです。で、取材が終わって、メイクさんとかとみんなで飲んでいる時、いろいろな話をしてくれて優しくて友好的で。でも、僕が“もう一杯焼酎飲みます”って言った瞬間、目がグッとなって。“もちろんです!どうぞ、どうぞ”って言ってくれましたが、あの目がやっぱ怖いんだなって思いました」と振り返りながらイメージを語った。

哀川翔「スクープで良い写真を撮るのって大変なんだなって思いました」


また、「ご自身でスクープしてみたいことは?」と記者から尋ねられた哀川は「撮影中、実際に追いかけて、スマホで写真を撮るシーンもあるんですが、いい写真がなかなか撮れないんだなって感じました。写真がブレブレで。実際に放送ではその写真は使われないと思いますが、実際にスクープで良い写真を撮るのって大変なんだなって思いました」とコメント。

一方、影山は「桐谷さんが朝、現場に入られて、メイクの時にいつも聞いてる音楽がなにか僕は気になります!」と桐谷へ取材を。そんな影山の取材へ桐谷は「今度教えてあげるね、今は教えません」と笑顔を見せた。

そして、最後に、視聴者へメッセージを桐谷は「このドラマは、実際に元週刊誌記者の方に取材をさせていただき、そのアイディアもたくさん盛り込まれていますので、視聴者の方からしたら、そんなふうにスクープするんだとか、そうやって狙うんだ、とか驚きも垣間見えます。また、このドラマを見られる表舞台の方や、業界の方は、対策をしながら楽しめるドラマになってます。今は情報社会、SNS社会で群集心理が浮き彫りになっていますけど、このドラマは、群集心理を利用する人、蝕まれる人などいろんな人物が出てきます。栗山も最初はそういうことをしていたんですが、「Qrosの女」に出会うことによって、真実を暴くことが果たして正義なのか?真実だからってそれを世に出すことがいいことなのか?っていう葛藤を抱いてきます。このドラマを皆さんと見ることで、それぞれ何を見つめて生きていくかっていうことを考える、そして、楽しめる作品になっていけばいいなと思って、全力で撮影しています。ぜひ、楽しみにしていてください!」と呼びかけ、会見を締めくくった。