<おむすび>岡本夏美“スズリン”の境遇に視聴者もほろり…“ハギャレン”メンバーはキャスト陣も個性派ぞろい

2024/10/04 11:05 配信

ドラマ レビュー

ハギャレンメンバーと結、初プリクラ「おむすび」第5回より (C)NHK

橋本環奈がヒロインを務める連続テレビ小説「おむすび」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)の第5回が10月4日に放送された。描かれたのは、“ハギャレン”こと「博多ギャル連合」のギャルたちに絡まれ閉口ぎみだった結(橋本)が、彼女たちと心を通わせ始めるエピソード。困難を表に出さず明るくポジティブに生きる“ハギャレン”メンバーに注目が集まった。(以下、ネタバレがあります)

ふらつくスズリンに、結はいても立ってもいられず…


おむすび」は、“食”に興味を持ち栄養士を目指す平成元(1989)年生まれのヒロイン・結(橋本)の物語。第1週「おむすびとギャル」では、平成16(2004)年4月の福岡・糸島。祖父母・両親と暮らす結の、始まったばかりの高校生活が描かれた。

入学早々、結に声をかけてきたのが、“ハギャレン”の4人。おおらかでリーダーシップもある現・総代表の“ルーリー”こと真島瑠梨(みりちゃむ)、ダンス好きでパラパラ振付担当の“タマッチ”こと佐藤珠子(谷藤海咲)、いつもスナック菓子を食べている“スズリン”こと田中鈴音(岡本夏美)、結のクラスメイト“リサポン”こと柚木理沙(田村芽実)という個性豊かな面々だ。

第5回では、スズリンの家庭の事情と、スナック菓子を主食にしているショッキングな食生活が明らかに。町で体調が悪そうなスズリンを見かけた結は、憧れの風見先輩(松本怜生)との書道展デートを打ち切ってまで彼女のもとへ。2人でおむすびを食べる、まさに“おむすびとギャル”なシーンに感動の声が上がった。

個性豊かな“ハギャレン”演じる顔ぶれは?


明るくポジティブ、だが背後にはそれぞれ孤独や困難、悩みを抱えていそうなハギャレンの4人。演じているのは、オーディションで選ばれた個性豊かな顔ぶれだ。

ルーリー役のみりちゃむは、王道ギャル系ファッション誌「egg」の元専属モデル。YouTubeチャンネル「佐久間宣行のNOBROCK TV」で強烈な存在感を見せたのち、恋愛リアリティー番組「シャッフルアイランド」(ABEMA)シーズン1に出演してサバサバしたキャラクターで人気に。今年7月、シーズン5にスタジオゲストとして出演した際には、「メンバーに元カレがいる!」と告白し、また話題を集めていた。「おむすび」でも、板についたギャル言葉を披露。みりちゃむ本人を思わせる明るいキャラクターを好演している。