'82年にスタートし、'91年には2ndシリーズが放送された人気アニメ「魔法のプリンセス ミンキーモモ」。1stシリーズ放送開始から30周年となる'11年に向けて「ミンキーモモ プロジェクト」がスタート。その第1弾としてオリジナルストーリーによる新作ミュージカル「ミュージカル ミンキーモモ〜鏡の国のプリンセス」の制作発表が19日、都内で行われ、モモ(大人)役の女優の桂亜沙美、モモ(子ども)役の一岡杏奈、勝沼美紅、ナイトメアー役のアイドルグループ・AKB48の秋元才加、脚本の広井王子氏、演出の藤森一朗氏が出席した。
現在20カ国以上で愛される「ミンキーモモ」は、夢や希望を忘れた人たちにそれを取り戻させるため、大人になる魔法が使える少女・ミンキーモモが奮闘する物語。ミュージカルでは、ロンドン郊外の小さな町を舞台に、モモが悪夢に立ち向かっていく。
主役の大人のミンキーモモを務める桂は、「ミュージカル出演は本当に久しぶりなので、1からダンスと歌をけいこしてすてきなミンキーモモを演じたい」と意気込みを語った。また、舞台ではさまざまな役にも変身。「今回は婦人警官、看護士、お姫さまにも変身するので、キャラクター1つ1つを違う感じで演じられたらと思っています」と見どころを紹介した。
続いて700人のオーディションから選ばれた、子どものミンキーモモを演じるダブルキャストの一岡と勝沼は「こんなすてきな衣装で舞台に立つのは初めてなので今から本番をとても楽しみにしています」(一岡)、「会場に来てくれたお客さんにたくさんの夢を持って帰ってもらえるように頑張ります」(勝沼)と、それぞれしっかりとあいさつをした。
そして、舞台オリジナルキャラクターのナイトメアーを演じる秋元は「自分なりにも役作りをしていきたいと思っているんですけど、スタッフさんたちともたくさん話し合って、皆さんと一緒に作っていけたらいいなと思っています」と2度目の舞台を楽しみにしてる様子。また、派手なセクシー衣装にも挑戦する秋元は、「AKB48は制服が多いんですけど、いつも着てる制服より似合っているんじゃないかと思います(笑)」と笑いを誘った。
今回脚本を務める広井氏は以前、「AKB歌劇団」で構成、台本、演出を手掛け、秋元を指導したこともある。「『AKB歌劇団』をやる時は最初“だってAKBでしょ”ってナメていたんですけど、実は彼女はすごくて…。4年間舞台の上に立ち続け、ショーをずっとやり続けていたわけです。舞台人としての気持ち、姿勢、努力、泣かない、寝ないとかをすべて持っていました。これからいい舞台女優になっていくんだろうなって楽しみにしています」と秋元を絶賛した。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)