コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、ストーリアダッシュで『私だけが宮地美雪を愛している』を連載中のスズオさんが描く『小学生の時にいろんな女の子に告白したら、高校生になって当時告白をした女の子達から一気に求愛されてしまう話』をピックアップ。
2024年9月21日にX(旧Twitter)で本作を投稿したところ、多くの「いいね」と共に、続きを待望するコメントが続々と寄せられた。本記事では、スズオさんにインタビューを行い、創作のきっかけや本作の見どころなどを語ってもらった。
小学2年生の宮地美雪は、テレビドラマの影響で友達に手あたり次第プロポーズをした。7年の時が流れ、久しぶりに地元に帰ってきた美雪は、その黒歴史をふと思い出す。まさか自分のことを覚えている人はいないはず…。そう自分に言い聞かせて迎えた転校初日。美雪のまえに昔プロポーズをした美少女3人が現れる。
「誰を選ぶの?」
突如として始まった百合ハーレム。平凡で平穏な高校生活を送るはずだった宮地美雪はこれからどうなるのか。宮地美雪が誰を選ぶのか、選ばないのか、今後の展開から目が離せない。
本作には「もう面白くなっていく予感しかしないね!」「神マンガじゃん…」など、続きを待望する声が多数寄せられた。
――『小学生の時にいろんな女の子に告白したら、高校生になって当時告白をした女の子達から一気に求愛されてしまう話』は『私だけが宮地美雪を愛している』の一話ですが、本作を創作したきっかけや理由などをお教えください。
きっかけは私が以前からハーレム百合漫画を描きたかったことがあり編集さんに相談したところ
ありがたいことにそれでやってみようとなったことがきっかけです。
ただ少し生々しい話をすると私があまりにもモテないのでモテたいという理想の中で作ってしまったところもあります…
――本作を描く上でこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントがあればお教えください。
こだわっている点はキャラクターの目です。
「目は口ほどに物を言う」という言葉もありますので、それを漫画で表現できればきっと読む方にもキャラの気持ちが伝わると思い、こだわっております。
そして「ここを見てほしい」というポイントに関して、私は本作をわかりやすくハーレム百合漫画という言い方をしていますが、これからは少しシリアスな話や、さらにキャラクターの1人1人にスポットが当たる話が展開されるはずですのでそちらを見てほしいです。
――作品の中でとくに気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
特に気に入ってるシーンは1巻の三話目で夏子ちゃんというキャラクターが主人公を諭すシーンです。
自身の記憶も曖昧な中、過去に告白してしまったことがきっかけで女の子たちに求愛される主人公が「告白を無かったことにする」という選択肢を持っていることに対して、それはいかがなものかと叱ってくれる夏子ちゃんのセリフが人柄が出ていて特に気に入っています。
ちなみにその意図を組んでくれているのか単行本の帯にも使われているので是非書店さんなどで確認してみてほしいです。
――今後の展望や目標をお教えください。
今後は先ほども書いた通り、これから主人公とそれぞれのキャラにスポットが当たった話が展開していくと思いますので1巻などで好きなキャラや、くっついてほしいキャラなんかを作ってもらい2巻以降は誰とどうなるんだろうと想像して楽しんでもらいたいです。
そして目標は一人でも多くの人にこの作品を好きになってもらうことなので是非…是非…何卒…よろしくお願いいたします…!
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
いつも読んでくれてありがとうございます!
そしてこれからも愉快でドキドキハラハラする漫画を描きますので、どうぞ「私だけが宮地美雪を愛している」をよろしくお願いいたします!
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