上村蒼(莉子)は、けんかばかりの両親に嫌気が差して、中学3年の夏休みの間、祖母の家にこもっていた。そんななか街の小さなプラネタリウムで、同い年の青年・橘伊織(杢代和人)と出会い、初めて恋に落ちる。蒼は夏休みが終わってしまう前に伊織に告白しようと決心するも、“すれ違い”によってフラれたと思いこみ、それ以降、会うこともなくなってしまう。
3年後。高校3年生になった蒼は、両親の離婚をきっかけに、母・遥(国仲涼子)の母校に転校することになる。大学まで内部進学できるエリート校。その3年C組の教室で、伊織と運命の再会をしてしまう。
蒼は気まずくて伊織を避けていると、同級生の佐々木真鈴(田中美久)にバイトに誘われる。家計を助けるために蒼は真鈴についていくも、それはパパ活だった。身の危険を感じて逃げようとした蒼を助けたのは、伊織だった。3年前の誤解を解こうと、蒼を夜の学校へと連れていく伊織。
初恋が再燃する蒼と伊織。しかし、“ある秘密”を抱える同級生・高梨琴音(秋田汐梨)が2人の恋を阻むことに。
一方、遥も、かつての恋人である橘豊(竹財輝之助)と親友の橘京子(酒井美紀)と保護者として再会。遥もまた、手放したはずの恋心に火がつき始めてしまうのだった。
琴音(秋田汐梨)からエコー写真を突きつけられた伊織(杢代和人)は動揺。琴音の悲痛の思いを前に、婚姻届にサインしてしまう。親にも誰にも言えない秘密を抱えた伊織は、蒼(莉子)とのデートの約束も断ろうとするも、心から楽しみにしている蒼を前に言い出せず、デート当日を迎えてしまう。
一方、遥(国仲涼子)は京子(酒井美紀)に誘われて、橘家にお茶に行くことになる。そこにはかつての恋人であり、現在の京子の夫・豊(竹財輝之助)の姿もあった。
その頃、蒼は伊織との念願のデートに、幸せを噛み締めていた。伊織はそんな蒼を前に、いつ結婚の話を打ち明けるべきか葛藤する。するとそんなふたりの前に、ある人物が現れる。
――という物語が描かれる。
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