柳楽優弥&坂東龍汰、“5歳の名優”佐藤大空を絶賛「『すごい』という言葉が出ちゃうぐらい」「なんだろう…神秘的」<ライオンの隠れ家>

2024/10/06 04:00 配信

ドラマ 会見

金曜ドラマ「ライオンの隠れ家」舞台挨拶より※ザテレビジョン撮影

「尾崎匠海くんが、結構僕の中で面白い」


続いて話題は、この日の舞台挨拶にはいなかった、桜井演じる楓の後輩記者・天音悠真(あまね・ゆうま)役のINI・尾崎匠海の話へ。柳楽は、「桜井さんの相方の尾崎匠海くんが、結構僕の中で面白い。すごく楽しいです。キャラクターもそうだし、人柄もすてきな方で、ストーリーとは裏腹に現場で結構いろいろとお話しさせてもらっています」と明かす。

桜井は、「裏表もなくて、とてもチャーミングな部分もある魅力的な方で、本当に愛されているというか、愛すべき人」としながらも、「この間、柳楽さんと3人で車の中で撮影するシーンがあったんですけど、全体を通してまあまあNGを出されるんですけど、5、6回はやられてますよね(笑)?」と暴露。

金曜ドラマ「ライオンの隠れ家」舞台挨拶より※ザテレビジョン撮影


「噛むし、せりふを覚えていないんじゃないかなって(笑)」と苦笑いしつつ、「大体、役者側からしても、NGを重ねると焦りというものが出てきたり、周りもちょっと空気が“大丈夫かな?”みたいになってきたりするんですけど、匠海くんに関しては、周りのスタッフさんも、『大丈夫だよ!次は行けるよ!』って。最後ちゃんとOKテイクになったときも、『できるじゃん!大丈夫だよ!』みたいな感じで周りのスタッフさんも仰っていて。でもそれで、匠海くんのキャラクターというか人間性にすごく魅力があるんだなと思いました」と、なんだかんだで憎めない様子。

5歳の名優・佐藤大空が視聴者からの質問に答える

金曜ドラマ「ライオンの隠れ家」舞台挨拶より※ザテレビジョン撮影


さらに、視聴者から寄せられた質問に俳優陣が回答するコーナーも。「子供の頃あるいは今、皆さんにとって隠れ家と呼べるような場所はありますか?」という質問に、佐藤が「ある」と即答すると、会場に優しい笑いが起きる。「セットのみっくん部屋」とぽつりと答えると、坂東も「よく一緒に寝てるよな」と隣でほほ笑んでいた。

「サウナ」と回答した柳楽は、「撮影中でも週一くらいは。単純にスッキリしに行くというか」と回答。齋藤は「いろいろな現場で撮影させていただくんですけど、一つ一つの場所でちょっと隠れられる場所を必ず見つけて、隅っこに座るのが好きです」と明かした。

桜井は「子供の頃、畳の部屋の押し入れにお部屋みたいなのを作って、親に怒られたときにすぐそこに入っていた。いろいろなお菓子とかも置いておいて、自分の部屋っていうのがなかったので、そこに閉じこもっていたのをすごく覚えてますね」と懐古。

続いて、「ドラマの撮影中にびっくりしたこと」を問われた柿澤は、「とある撮影のときに、2時間ぐらい交通状況の影響で空いちゃったんですね。僕は近くの喫茶店でコーヒーを飲んで本を読もうと決めて、待っていたんですよ。現場に着いて桜井さんと会って、『桜井さん、何やってた?』と聞いたら、『火鍋~』って。しかも、結構本格的な超有名店に行っていて。2時間空いてそこは貪欲だなと思って(笑)。何食わぬ顔で火鍋を食っていたのにすごくびっくりしました(笑)」とタレコミ。

金曜ドラマ「ライオンの隠れ家」舞台挨拶より※ザテレビジョン撮影


桜井ははにかみながら、「そうですね、お腹が空いていて、辛いものがすごく好きなので、何か食べたいなと思って。2時間あるので、ラーメンとかすぐ食べ終わるものだとすぐ出なきゃいけないなと思って。いかに時間を稼げるかというので、マネジャーさんに『ちょっと火鍋行かない?』と言って行ってました。火鍋の匂いをプンプンつけて。すみませんでした(笑)」と謝っていた。

Vaundyが監督を務めるタイトルバックに柳楽優弥、坂東龍汰が出演


また、この日、同作の主題歌「風神」(読み:ふうじん)を歌うVaundyが、オープニングのタイトルバックを制作していることが解禁となった。柳楽と坂東は、実際にVaundyが監督を務めるタイトルバックの撮影にも参加。

柳楽は、「元々好きで聴いていたけど、映像のディレクションができるというのは知らなかった」と驚きつつも、「演出される部分がすごく的確で、カメラアングルとかもすごくいいところを探ってくれたりして、うれしかったです。楽しかったし、新鮮な気持ちでした」とコメント。

坂東は、「僕もVaundyさんが大好きなので、武道館の単独ライブとかも行かせていただいたりしているんですけど、そんなすごい方に僕、足の指の寄りを撮られて、『足の指長いね』って4回ぐらい言われました(笑)。『撮りがいのある足の指だ』とすごく興奮されていて、なんかちょっとうれしかったです(笑)」と恥ずかしそうに振り返った。

最後に柳楽が「この作品はヒューマンとサスペンスということが結構注目されていると思うんですけど、 実は監督が“愛のかけ違い”という表現をされていて、それは家族愛だったり、職場を取り巻く支え合う絆だったり。その愛とか絆という言葉だけだとちょっと漠然としたものが、回を追うごとに浮き彫りになってくるところがこの作品の面白さだと思いますので、ぜひ続けてご覧ください」と呼び掛け、イベントは終了した。

金曜ドラマ「ライオンの隠れ家」舞台挨拶より※ザテレビジョン撮影