続いて、界王神(ミニ)役の小林、グロリオ役の内山、パンジ役のファイルーズを加えて、トークを展開。
小林は「界王神の“ミニ”ということで、どうしてミニになったのかはこれから明かされていくと思いますけど、何はともあれ、ミニ悟空さんと冒険ができるという“私得”でしかないです。恐れ多くも、悟空さんとコンビのような形で一緒に冒険させていただきます。プロとしては、浮き足出っちゃいけないんですけど本当に光栄です!」と喜びを爆発。
そして、「小学校4年生の時に『ドラボンボール』にハマって、それがきっかけで声優という仕事を知って、野沢雅子さんに憧れてこの業界に入ったので感無量というか、35年越しの夢がかないました。夢のようです!」と、浮き足立っている理由を明かした。
内山は「グロリオは謎のキャラクターです。何も言えないです(笑)。とてもミステリアスな存在で、いろいろ抱えていそうなんですけど、性格的にはとてもクールで、何を思っているのかを外からはあまり見えないキャラです」と、謎多きキャラだけに、ネタバレしないように言葉を選んで紹介。
ファイルーズは「パンジは、途中から合流してみんなと冒険していくキャラです。ミニになった悟空と同じくらいの等身ですけど、考え方が大人っぽかったり、悟空にちょっと振り回されてお姉ちゃん然としてるところもあって、その掛け合いがすごくコミカルで楽しくなってると思います。メカニックに強いので、頼りになる仲間としてみんなと冒険していきます!」とキャラの特徴を伝えた。
小林、内山、ファイルーズの話を聞いて、野沢は「若い人からいろいろ頂ける…“頂ける”って物じゃないですよ(笑)。一緒にお芝居ができるのがとっても楽しいんです」と共演を喜び、「私も最初はオーディションだったんです。私、鳥山先生の作品が好きで、お会いした時に『先生、私、これオーディションだったんです』とお伝えしたら、『知ってますよ。私が選んだんですから』って」という鳥山氏とのエピソードを明かした。
トークセッションの後、オープニング主題歌を担当するC&K、エンディングテーマを担当するAIが登場し、「ジャカ☆ジャ~ン」「NAKAMA」を初披露した。
最後は野沢が「今まで以上にもっともっと面白くなると思いますので、ぜひ、一人の方が5人誘って見てください! よろしくお願いします!」と呼び掛け、観客と一緒に“かめはめ波”で新作「ドラゴンボールDAIMA」と「ドラゴンボール40周年」のスタートを祝い、イベントを締めくくった。
◆取材・文=田中隆信