台湾・中国ドラマ界でトップを走ってきたスター俳優ピーター・ホーと若手実力派女優ハー・ホンシャンが“政略結婚”から始まる恋を演じる中国ドラマ「恋心が芽吹く頃~Blooming Days~」(2023、全36話)が10月16日(水)夜8:00から、「女性チャンネル♪LaLa TV」にてテレビ初放送を迎える。壮大なスケールで描く王位継承争いと、恋に落ちた2人のチャーミングな恋模様…緩急の効いたストーリーで各種ドラマランキング上位の成績を残した話題作の見どころに迫る。
架空の王朝を舞台に、策略家の“オレ様”王子・賀連信(がれんしん/ピーター・ホー)と政略結婚させられたヒロイン・駱青蓮(らくせいれん/ハー・ホンシャン)が真実の愛にめざめていく姿をドラマチックに描く本作。
駱家の令嬢・青蓮は、愛する恋人・呂北逸(りょほくいつ/ホアン・ヨウミン)との待ちに待った婚礼当日に、運命のいたずらで王のお妃候補として連れていかれてしまう。さらにその後、今度は王の第三王子・賀連信に見初められ、彼の妾(めかけ)として引き取られ…と、北逸との別れを悲しむ間もなく運命が二転、三転。
遊び人で強引な性格の賀連信にも反発し、彼からの求愛を拒んでいた青蓮。だが籠の鳥のようにそばに置かれて過ごすうち、連信の尊敬できる人柄を知り、熱烈な愛情表現にもほだされて、徐々に惹かれていく。一方屋敷の中は、賀連信の妻や側室たち、兄弟らがしのぎを削る権力闘争の真っただ中。争いが激しさを増す中、2人は知恵と絆で苦境に立ち向かう。
本作を手掛けるのは、大ヒット作「如懿伝〜紫禁城に散る宿命の王妃〜」(2018)や「狼殿下-Fate of Love-」(2020)をはじめ数々のヒット作品を送り出してきた制作会社New Classics Media。
すでに多くの実績を築いてきた制作会社だけに、クオリティの高さには疑いの余地なし。青蓮と北逸が幸せに暮らす市井の賑わいから始まり、権力争いに揺れる王宮の緊張感ある描写へ――豪華なセットや衣装をちりばめ、ドラマを盛り上げるカギとなる“身分の差”を鮮やかに表現している。
ドラマの骨格となる原作は、清の第5代皇帝・雍正帝(ようせいてい)とその皇后を主人公にした「熹妃伝(きひでん)」。ドラマ「宮廷の諍い女」(2012)のモデルともなったこの小説を、本作では架空の王朝に置き換えて展開させている。生き残りを懸けて寵愛争いを続ける妻たち、王位をめぐって争う王子たちのだまし合いがリアルで説得力に満ちているのは、そのためだ。
本作は、配信されるやいなやストーリーの面白さでたちまち話題を独占。Tencent Video(騰訊視頻)時代劇ドラマランキング14日間1位をはじめ熱度総合ランキングも9日間1位など、各種ランキングで上位の成績を達成した。
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