パク・シネの“サイコパス演技”に視聴者くぎ付け「ゾクゾクする!」 『愛の不時着』俳優の多重人格演技も鳥肌<悪魔なカノジョは裁判官>

2024/10/08 11:10 配信

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「悪魔なカノジョは裁判官」場面写真(C) SBS & Studio S All rights reserved

美しいビジュアルとは対照的なビンナのサイコパスっぷりに、視聴者からはおののく声が続出。「やってることは超非道なのにどこまでもチャーミングなカン・ビンナにハマってる」「シネちゃんファッションもかわいいしキャラも面白くてクセになる」「さすがパク・シネちゃんのドラマに外れなし!」といった声が上がった。韓国では地上波SBSで放送されており、第6話が自己最高視聴率を獲得するなど評判は上々だ。

ヤン・ギョンウォンの“多重人格”演技に反響


第5、6話の犯人を演じたのは、ミュージカル俳優として活躍するヤン・ギョンウォン。日本でも「愛の不時着」でヒョンビン演じるリ・ジョンヒョクの部下ピョ・チス役で注目を集め、「ヴィンチェンツォ」では“クムガ・プラザ”に入居する質屋の主人イ・チョルウク役で存在感を発揮した実力派だ。

今作「悪魔なカノジョは裁判官」では、取調室と法廷でそれぞれ、恐ろしく高い集中力で多重人格の演技を披露。3つの人格が入れ替わり現れる演技に、視聴者からも「犯人役の人の多重人格演技うますぎる」「スーッと別人格が現れていく演技に鳥肌!」「ヤン・ギョンウォンさんが今回も強烈な爪痕を残したな」といった声が飛び交い、その実力をあらためて印象づけた。

ビンナが殺人犯にあえて軽い刑を言い渡して社会に放ち、その後、被害者と同じ方法で残虐に殺すという本作。コメディータッチに仕上がっているが、根底にあるのは被害者の苦しみに徹底的に寄り添う姿勢だ。今回も、加害者が死んだと聞かされた被害者遺族が「なぜかうれしくない」とやり切れない思いを吐露するという、作品が持つメッセージ性の一端をのぞかせる場面もあった。

恋をしてはいけないのに恋に落ちてしまったビンナの今後も気になる「悪魔なカノジョは裁判官」は、ディズニープラスのスターにて毎週金・土曜に1話ずつ配信中(全14話)。

◆文=ザテレビジョンドラマ部