どうしてもせりふが気になる涼は柿谷に相談し、せりふを変更したパターンも撮影して柿谷が黒崎に後ほど確認することにする。しかし、撮影現場にちょうど黒崎がやってきて、せりふが変更されていることに憤慨して出ていってしまう。
後日、涼は柿谷と共に黒崎に謝罪に行く。黒崎は涼の変更に理解を示しつつも元のせりふが良いと思うと良い、生涯未婚の女性の方が少数派だから大多数の価値観に合わせる作品作りの方が良いと説教する。
涼は黙ってこらえていたが、「恋愛と結婚が抜け落ちても幸せ達成できる女性なんてうじゃうじゃいると思いますけど。そういう人たちを無かったことにしているのは黒崎さんじゃないですか? そうやって狭い価値観で女性の幸せ決めつけないで欲しいんですけど」と反論をする。感情を隠そうとせずに言葉が止まらない涼に黒崎も憤り「立場をわきまえなさい!」と声を荒げる。
涼は「わかりました。書けばいいんでしょ。会社辞めて脚本家になりますよ。黒崎さんと同じステージに這い上がって古い価値観ぶっ壊してやりますから!」とたんかを切るのだった。
ベテランの黒崎に物怖じせずに反論する涼にドキドキとさせられた。SNSでは「共感の嵐すぎる〜。良かった!」「最後強気で脚本家に噛み付いたところで泣いてしまった。かっこよすぎて」「よく言った!! たんかを切ってくれてスカッとしたぜ」とコメントが寄せられ、トレンド入りを果たした。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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