桐山漣と菅田将暉がW主演を務める「仮面ライダーW」(2009年放送、全49話)を、BS松竹東急(全国無料放送・BS260ch)にて10月8日(火)夜11時より、本作の続編となるアニメ「風都探偵」(2022年放送、全12話)を同日夜11時30分より毎週火曜に連続放送する。本記事では、「仮面ライダーW」の第1話のあらすじや見どころについて紹介していく。
数ある「仮面ライダー」シリーズの中でも高い人気を誇る本作。放送終了後もコミック、アニメ、映画などで続編が描かれるなどロングヒットを記録している。そんな本作は、鳴海探偵事務所に所属する私立探偵・左翔太郎(桐山漣)と、記憶を消され幽閉されていたところを翔太郎に救われた、特殊能力の持ち主・フィリップ(菅田将暉)が、“二人で一人”の「仮面ライダーW」として活躍する。
物語の舞台は、心地よい風の吹く街・風都。しかし平和なこの街の裏側では、USBメモリ型の特殊なアイテム「ガイアメモリ」を用いて超人的な力を手に入れた怪人「ドーパント」による犯罪が横行していた。
そんな敵に立ち向かうのは、“ハーフボイルド(半人前)”な私立探偵・左翔太郎と、その相棒で少し不思議な雰囲気を持つ魔少年・フィリップのコンビ。2人はドーパントが使うものとは形状の異なるガイアメモリ2本と、ベルト状のアイテム「ダブルドライバー」を駆使して「仮面ライダーW」へ変身し、探偵事務所を訪れる人々の悩みに対処しながら、ドーパントと戦う日々を送っていく。
大小の風車がところどころで回る暖かな街・風都に、鳴海荘吉(吉川晃司)が経営する鳴海探偵事務所を畳むため、事務所の権利者である娘の亜樹子(山本ひかる)がやって来た。しかし事務所で出会ったのは自称・ハードボイルドなかっこつけ探偵・左翔太郎だった。
そこへ、鳴海探偵事務所へ「1週間前に姿を消した彼氏を探してほしい」と翔太郎の幼馴染の女性が依頼にやってくる。翔太郎と亜樹子がさっそく街へ調査に出ると、風都の街が荒れ、多数のパトカーが出動する様子や、謎の怪物が襲いかかる様子を目撃。そして亜樹子は、翔太郎から“ドーパント”の存在を聞かされる。どうやら街中にばら撒かれたガイアメモリを手にした者が、超人・ドーパントに変身して街を襲っているとのことだった。
2人が探偵事務所に戻ると、何やらぶつぶつと呟きながら考え事をする少年・フィリップ(菅田将暉)と出会う。フィリップは脳内図書館・地球の本棚にキーワードを加え検索することで、あらゆる事象の取得や実践を可能にする、という特殊能力の持ち主。フィリップは今回の事件に関連するキーワードを加え検索をし、失踪事件のヒントを導き出す。そして翔太郎とフィリップの2人は、ガイアメモリを使って「仮面ライダーW」に変身し奇怪な事件に立ち向かっていくのだが――。
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