秋の夜長に「スピルバーグ一挙放送」　実在の人物がモデルの感動作『ターミナル』や『未知との遭遇』ほか5作

言わずと知れた世界で最も有名な映画監督の一人、スティーヴン・スピルバーグ監督。日本最大級の映画専門チャンネル「ムービープラス」では、10月11日(金)～12日(土)に「世界の巨匠　スティーヴン・スピルバーグ監督特集」と題し、スピルバーグ監督が手掛けた作品を放送。本記事では、特集で放送される5作品を紹介する。

「世界の巨匠　スティーヴン・スピルバーグ監督特集」

■第50回アカデミー賞® 撮影賞/特別業績賞受賞！ SFの金字塔『未知との遭遇［ファイナル・カット版／4K］』(10月11日(金)18:30～ほか)

【4Kをマスターとした2Kダウンコンバート放送】スピルバーグが監督・脚本を務め、世界的ヒットを記録したSFドラマ。人類が初めて異星生命体と接触する姿を描く。

メキシコの砂漠で、ラコーム率いる調査団が第二次大戦時の戦闘機を発見。それは消失当時と同じ真新しい姿だった。一方、米インディアナ州では町一帯の停電を調査中の電気技師ロイ(リチャード・ドレイファス)が、怪しい光を発見。その光の行き先が、ワイオミング州にある山“デビルズ・タワー”だと判明する。

■パスポートを紛失し空港内で何年も生活した実在の人物がモデル『ターミナル』(10月11日(金)21:00～ほか)

スティーヴン・スピルバーグ監督＆トム・ハンクス主演、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ共演で贈る感動ヒューマン・ドラマ。祖国が消滅し、NYの空港に足止めされた東欧人の奮闘を描く。

ニューヨークJFK国際空港に降り立った東欧のクラコウジア人、ビクター・ナボルスキー。だが彼の祖国はクーデターによって事実上消滅。パスポートも無効になり、帰国も米国に入国することも禁止されてしまう。行き場を失ったビクターは、空港、ターミナルで生活を始めるが…。

■4大監督による秀作ぞろいの贅沢なオムニバス映画『トワイライトゾーン／超次元の体験』(10月11日(金)23:20～)

TV番組「トワイライトゾーン」の映画版。スピルバーグ×ジョン・ランディスが製作にあたり、ジョー・ダンテとジョージ・ミラーを加えた4人の監督によるオムニバス映画。

第1話：ジョン・ランディスが描く、人種差別主義者を襲う恐怖の世界。第2話：スピルバーグによる、老人ホームの人々に、子供の頃の夢と希望を運ぶ男の話。第3話：ジョー・ダンテによる、超能力少年をめぐる女教師の恐怖体験。第4話：ジョージ・ミラーは飛行機恐怖症の男の悪夢を描く。

■伊武雅刀、ガッツ石松、片岡孝太郎らも出演、戦争超大作『太陽の帝国(1987年)』(10月12日(土)15:00～)

スティーヴン・スピルバーグが描く戦争スペクタクル巨編。第二次世界大戦下の中国で、日本軍の収容所へ送られた英国人少年の成長を描く。

1941年。上海に暮らすジム(クリスチャン・ベイル)は日本軍の“零戦”に憧れる無邪気な英国人少年。だが日本軍が上海に侵攻。混乱に巻き込まれ両親とはぐれたジムを救ったのは、米国人のベイシー(ジョン・マルコヴィッチ)だった。日本軍に捕われた2人は収容所へと送られ、そこでの過酷な生活は精神的にも肉体的にもジムを成長させていく。

■構想から20年…スピルバーグが贈る愛と感動のSF超大作『Ａ．Ｉ．』 (10月12日(土)18:15～ほか)

スティーヴン・スピルバーグ製作・監督×ハーレイ・ジョエル・オスメント主演。愛をインプットされた少年ロボットの心の旅を描くSFドラマ。

“愛”という感情をインプットされた試作品の少年型ロボット、デイヴィッド。彼はある夫婦に引き取られるが、不治の病におかされた実の息子が奇跡的に目覚めるとあっさり捨てられてしまう。それでも愛を求めるデイヴィッドは、ジゴロ・ロボットのジョー(ジュード・ロウ)と共に人間になる方法を捜す旅に出る。