2024/10/18 12:05 配信
漫画やアニメ、ゲームといったコンテンツと並び、今や日本が誇る文化として、海外でも広く親しまれているコスプレ。9月6日~8日には、都内で定期的に行われているコスプレイベント「acosta!(アコスタ)」の規模を拡大した「Ultra aosta!(ウルトラアコスタ)」が、東京・池袋のサンシャインシティで開催。オープニングセレモニーには高際みゆき豊島区長や池袋コスプレPR大使が登壇するなど、イベントは大盛り上がりとなった。
WEBザテレビジョンでは、そんな「Ultra aosta!」の会場を彩ったコスプレイヤーたちにインタビューを実施。それぞれの「コスプレに対するこだわり」などを話してもらった。
ニコは表情が豊かで、いつも元気なリーダーシップがある子なので、それらを表現できるようにいろんな表情、ポージングに挑戦してみました。笑ってみたり、プクっとした顔をしてみたりと、自分なりに再現できたと思うんですけどいかがでしょう? それともう1点、今回はメークにもこだわりました。ニコの独特な短い困り眉を再現するために、自眉を剃って一から眉毛を描いて。そのおかげでより一層、ニコらしい顔立ちを表現できたんじゃないかなと思っています。
エレンの髪色はピンクでも赤でもなく、その間の色という解釈なので、自分の解釈に合う色味のウイッグを探すのに時間をかけました。それとエレンは気だるげではあるものの、目力のある顔立ちが印象的なキャラクターなので、アイメークでは目の横幅と高さを増すことを心掛けました。
こだわったポイントは二つあって、まず一つ目は尻尾です。猫又の特徴である2本の尻尾を強調するために、テグスで吊って常に浮くようにしました。二つ目は武器の造形で、色味や質感、サイズなど全てにこだわり、合皮やエナメルを使用して再現しています。
こうして大盛況のうちに終了した「Ultra aosta!」に続き、コスプレが楽しめる大型イベントは10月以降も全国で続々と開催予定。「池袋ハロウィンコスプレフェス2024」(10月25日~27日、池袋東口エリア)、「東京コミコン2024」(12月6日~8日、幕張メッセ)、「コミックマーケット105」(12月29日・30日、東京ビッグサイト)なども控えている。
はたしてこれらのイベントでは、どのような漫画、アニメ、ゲームのコスプレに人気が集中するのか? 今のうちからトレンドを分析しておき、会場で答え合わせをするのも面白そうだ。
◆取材・文=ソムタム田井