日向坂46の四期生たちがさまざまなプロフェッショナルを目指し、毎回趣向を凝らした企画に挑戦するLeminoのオリジナルバラエティ「もっと!日向坂になりましょう」。10月21日配信の第14回では、英語力を鍛えてさらなるバラエティ力アップを目指すことに。石塚瑶季、小西夏菜実、宮地すみれ、山下葉留花の4人が、見届け人や講師の先生をうならせる英語力を披露していく。(以下、ネタバレを含みます)
今回のミッションの見届け人はイギリス在住歴がある帰国子女の一期生・高瀬愛奈、講師役はCA経験のあるバイリンガル芸人のCRAZY COCOが担当。「I'm gonna be really harsh on you」(容赦せえへんで)と宣言したCOCOに負けじと、四期生も陽気にノリに乗っていく。
石塚、小西、宮地、山下は外国人に覚えやすいニックネームを作っていくが、山下が出したアイデアは、苗字から「マウンテン」。さらにファーストネームから「Car」とニックネームを思いつき、早速発想の自由奔放ぶりを見せる。「OK」を突然オランダ語風の発音で話し始めたりと、英語に詳しくなくても持ち前の明るさはコミュニケーションに役立ちそうだ。
宮地が提案したニックネームは、ファーストネームそのままに「ヴァイオレット(=すみれ)」。いつでも正統派アイドルを貫く宮地らしいネーミングだったが、COCOからは「私はSue(すー)って呼びますね」とあっさりスルーされてしまった。
四期生は、飛行機の機内でのロールプレイングにも挑戦。山下の番になり、CA役のCOCOとドリンクのオーダーに苦闘していたところで、前席の小西に異変が。体調が悪そうな小西を助けるべく、「お医者さんはいませんか?」というCAの問いにすかさず「Yes!」と医者役を買って出る山下だが…。小西の迫真の演技と、ほぼ「Yes!」と日本語だけで切り抜けようとする山下のポジティブさが場を盛り上げていった。
続いて、海外での入国審査に英語で対応するというミッションが課せられる。まず石塚が得意のスマイルで乗り切ると、次はまたも小西のコメディエンヌぶりがさく裂する。
審査官役のCOCOからの「How long was the flight?」(飛行時間はどのくらいでしたか?)に「One month」(1カ月)と答え、「What's your job?」(ご職業は何を?)と聞かれたところで唐突に平井堅の名曲「POP STAR」を歌い出し、自分がJ-POPのアイドルであることを懸命にアピールする。続いてCOCOから「What kind of song do you sing?」(どんな曲を歌うの?)と聞かれて、少し言葉に詰まったが、日向坂46の「キュン」を踊り出す。途中に英語と日本語が混じったリアクションで切り抜けたアドリブ力に加えての、さすがのアイドルアピールだ。
いつも笑顔で元気いっぱいの石塚、どんな無茶ぶりにもマイペースさとスマイルで応える宮地、表情豊かで絵になる小西、天然でバラエティーを沸かせてきた山下という顔ぶれは、言葉の壁を越えてギャラリーを笑わせていく。さらに、本編ラストと番外編では英語でのライブ煽りと特技披露にも挑戦。番組以上にパワーアップした英語での煽りやMC回しもいつか見てみたい。
◆文=大宮高史
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