コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、『クールな同級生の10年後』(KADOKAWA)に収録されている『クールだったはずの同級生が…!?』を紹介する。作者の球体Xさんが、8月11日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、5.3万件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、球体Xさんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
「結婚なんて時間とお金の無駄よ。全く興味ないわ」つーんとしたようすで語る氷室九瑠。しかしその10年後に桜木進と結婚した九瑠。2人の間には子供が産まれ、春と名付けられた。
まだ話すことができない春が「バ」と言葉を発しただけで、九瑠は「キャー」「ママ!?」「今ママって言ったわ!」と、嬉しそうにしている。
10年前は「子どもなんてうっとおしいだけよ」「見ていて本当にイライラするわ…」など、子どもが嫌いそうな素振りを見せていたとは思えないほどの溺愛っぷり。
子供を見てイライラするどころか、愛おしそうな表情をしながら、スマホのカメラで我が子の姿を写真に収める姿は昔とはまるで別人のようだ。
子供ができたら「それはもう厳しくしつけるわよ」「絶対に甘やかしたりしないわ」と言っていた10年前の九瑠。
しかし、春がハイハイをするようになると、またもや九瑠は10年前とは違ったリアクションを見せて…。
本作ではこの他にも、学生時代はツンとして取り付く島もなかった九瑠が、さまざまな面で変わっていく姿が見られ、いろいろな一面を見ることができる。
この漫画を読んだ人たちからは「子供は母の血継いでそう」「こういう話めっちゃ好き」「彼氏くんよくここまで頑張った…」「10年前を子どもに見せてあげたい」「このギャップ…」など、多くのコメントが寄せられている。
――『クールだったはずの同級生が…!? 』を創作したきっかけや理由があればお教えください。
元々キャラクターが「◯年後…」といったように成長するシチュエーションが好きで、そこに「もしクールな女の子が成長してデレデレな姿に変わったら面白いのでは!?」という閃きがありこの作品が生まれました!
――高校時代にクールだった氷室九瑠が、10年後には優しい目をしながら子育てをしている姿が非常に印象的でした。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。
学生時代と◯年後では同じシチュエーションで対比ができるような見せ方が多く、ギャップを楽しめるようにこだわってます!また結婚後は娘が生まれているので、その娘ちゃんの反応を見て楽しむのもオススメです!
――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
最初のお話がお気に入りですね。学生時代に「結婚なんて全く興味ない」と言っていたのに結婚後は夫と娘を溺愛して結婚生活をエンジョイしてるギャップがとても好きです。
――普段作品のストーリーはどのようなところから着想を得ているのでしょうか?
漫画やアニメを見る、または日常生活の中での閃きからネタを思いつくことが多いです!基本は数コマで完結するような話作りをしているので、ふとした閃きがわりと重要になってます!
――作画の際にこだわっていることや、特に意識していることはありますか?
かわいさ重視で描いてます!かわいいは正義なので…
――今後の展望や目標をお教えください。
色々なグッズを作れたり、アニメ化ができたら嬉しいなぁ…と思っております!
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
いつもクールな同級生ちゃんのお話を読んでいただきありがとうございます!これからもまだ見ぬクールちゃんの成長物語を描いていきますので、楽しみにお待ちください!
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