10月11日にスタートした、柳楽優弥主演の金曜ドラマ「ライオンの隠れ家」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)。これまで隠されていたサプライズキャストが第1話の放送と共に解禁となり、主人公兄弟の姉・愛生(あおい)役で尾野真千子が出演することが分かった。
同作は、柳楽演じる市役所で働く平凡で真面目な優しい青年・小森洸人(こもり・ひろと)と、坂東龍汰演じる自閉スペクトラム症の美路人(みちと)の兄弟が、突然現れた「ライオン」と名乗る謎の男の子(佐藤大空)との出会いをきっかけに“ある事件”に巻き込まれていくヒューマンサスペンス。完全オリジナルストーリーで描かれ、温かなヒューマンドラマと、先が読めないスリリングなサスペンス展開が心地よく絡み合っていく。
柳楽、坂東、佐藤の他、齋藤飛鳥、柿澤勇人、入山法子、岡崎体育、尾崎匠海(INI)、平井まさあき(男性ブランコ)、森優作、桜井ユキ、岡山天音、でんでん、向井理ら個性豊かなキャストが出演している。
このたび、放送前から名前が隠されていたキャストが尾野であることが明らかに。尾野は第1話のラストシーンで、雨が降りしきる中、橋の上に立つ謎の男の子・ライオンと共に登場。緊迫した表情でライオンの首元に手をかける衝撃的な展開で第1話が終了した。
尾野が演じる愛生は、幼い頃に両親が離婚し母親と暮らしていたが、15歳のときに母親に捨てられ、父親が再婚した先で洸人と美路人の異母姉弟の姉として一緒に暮らすことになる。しかし、思春期でうまく小森家となじめなかった愛生は、ある日、洸人に「じゃあ、あとはよろしく」と残し、18歳で家出をしてから消息は不明だった。
ライオンと愛生は共に橋の上に立っていたが、愛生はライオンの母親なのか、行方不明事件に関係があるのか。作品の全体を覆う謎の存在の愛生が、この先どのように洸人らと関わっていくのか、先が読めないサスペンス展開にも注目が集まっている。なお、尾野がTBSドラマに出演するのは、日曜劇場「この世界の片隅に」(2018年)以来6年ぶりとなる。
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