■『アカギ』竜崎・矢木編/市川編 第1話あらすじ
1958年夏、大雨の夜。雀荘みどりでは、ある対局が行われていた。南郷(駿河太郎)の借金棒引きを賭けての一戦。この勝負に負けたら、南郷は自分の保険金で借金を支払うことに。
ジリジリと負け続け、後が無くなり始まった四回戦南四局。南郷が何とか流れを変えたいと思うところへ、雀荘のドアを静かに開け、ずぶ濡れの少年が入ってくる。
「ガキは帰れ」と追い返そうとする川田組の竜崎(六角)に、南郷は「俺が呼んだ、タオルを貸してやってほしい」と乞う。
いったん休憩となり、淀んだ空気の流れが変わったように思えた。勝負は再開され、南郷の後ろから見ている少年。
南郷は相変わらずのツキのなさに、せめて3位を狙おうとするが、少年は「死ねば助かるのに…背中に勝とうという強さがない。あんたはただおびえているだけ」と言い放つ。この言葉に背中を押された南郷は強気に出ると、何とか生き延びることができた。
安堵(あんど)する南郷が少年に名前を尋ねた。
「赤木、赤木しげる」
アカギから勝負する者に不可欠なツキと熱気を感じとった南郷は、赤木に代打ちを頼む。
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