【漫画】余命数カ月のおばあさんが、令和の現代で恋をするため“可憐な少女の姿”に変身…「初めっから心奪われた」の声

2024/11/05 08:00 配信

芸能一般 インタビュー コミック

女子学生の姿をしている、余命わずかのおばあちゃん画像提供/あずさ きなさん

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、『【創作】余命数ヵ月のおばあちゃんが素敵な恋をするために若返った話』を紹介する。作者のあずさ きなさんが、4月22日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、9000件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、あずさ きなさんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。

街中でお手玉をする美少女

『余命数ヵ月のおばあちゃんが素敵な恋をするために若返った話』(1/4)画像提供/あずさ きなさん


制服姿の少女が駅前でお手玉をしながら鼻歌を歌っていた。すると、小さな女の子が「それなに?」と近寄ってくる。「御手玉よ」「こうして遊ぶの」と教えてあげると、女の子は「すごーい」と言って大はしゃぎ。

そんな2人の姿を、遠くから見つめる少年の姿があった。しかし、少女は視線に気付かない。見られていることに気づかないまま、少女は急いだ様子で「ごめんね、もう行かなきゃ」と立ち去ってしまった。

急いで帰宅した少女が、“ある人物”に小さな女の子との出来事を話すと…。

この漫画を読んだ人たちからは、「果たして恋できるのか…!」「神と恋してくれ!」「初めっから心奪われたのですが」「素敵な話の予感〜」など、多くのコメントが寄せられている。

こだわりのミスマッチ感が光る短編漫画

『余命数ヵ月のおばあちゃんが素敵な恋をするために若返った話』(2/4)画像提供/あずさ きなさん


――『【創作】余命数ヵ月のおばあちゃんが素敵な恋をするために若返った話』を創作したきっかけや理由があればお教えください。

以前からなんとなく考えていた案ではあったのですが、それを形にするには規模が大きかったのでずっと表に出さずにいました。ですが、連載を抱えている中たまの息抜きとして新しい創作をしたくなるときがあり、その際に件の案を中途半端でも構わないからとにかく形にしてみようと思い漫画に描き起こしました。

――本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。

SNS用に描いたので、4Pという短いページ数に収めるため本来のテーマや目的(若返ったおばあちゃんがイケメンと恋愛をする)はカットせざるを得なかったのですが、古風なおばあちゃんがこの令和の世界でレトロな風貌でお手玉をして遊んだりするというそのミスマッチ感は個人的に気に入っており、その部分はこだわってみたので是非注目していただきたいです。

――17歳になったおばあちゃんが、子供とお手玉をしているところを見つめている男の子との今後が気になります。続きを描く予定はあるのでしょうか。

前述したとおり、この作品を形にするには少々規模が大きいので、現在の私の力量では続きを描くことは難しいです。

――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。

神様の「お前だけが俺を覚えていてくれていた」の部分でしょうか…。神様というだけあって人から忘れられると消えてしまうという儚い存在であるからこそ、この二人だけにしかない絆があるように感じられる台詞かなと思います。

――普段作品のストーリーはどのようなところから着想を得ているのでしょうか?

多くの映画やドラマ、アニメや漫画などを見ていろんな構想を考えています。

――今後の展望や目標をお教えください。

上記の案だけでなく、ずっと頭の中でのみ練り続けられている作品がいくつかあるので、いつかこれを形にすることが出来ればいいなと思います。

――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!

まだまだ未熟ではありますが、私の作品で少しでも癒しをお届けできていれば幸いです。今後とも何卒宜しくお願い致します。