永瀬廉、描いた絵で会場をざわつかせる「リアルに描きすぎたんですね(笑)」<ふれる。>

2024/10/16 07:15 配信

映画 アニメ 会見

映画「ふれる。」公開御礼舞台あいさつより撮影:田中隆信

永瀬廉(King & Prince)が10月15日に都内で行われた映画「ふれる。」公開御礼舞台あいさつに、坂東龍汰前田拳太郎長井龍雪監督と共に登壇した。

永瀬廉「ナマケモノ」に例えられ「拳握っちゃってた」


本作は、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」「心が叫びたがってるんだ」「空の青さを知る人よ」の“心揺さぶる”青春三部作を手がけた監督・長井龍雪、脚本・岡田麿里、キャラクターデザイン・田中将賀による長編オリジナルアニメーション映画。幼なじみとして育ってきた20歳の青年3人を永瀬(秋役)、坂東(諒役)、前田(優太役)が演じている。

本作に対する周囲の反響を聞かれた永瀬は「結構ありましたね。友達しかり、すごい連絡が来るようになりました。あと、現場のメークさんがチームで見に来てくださったという声も頂いて」と言って、長井監督の方を向いて「良かったらしいですよ」と伝えた。

今作のプロモーションを通してかなり仲良くなったという3人。そこで長井監督からの3つの質問に、事前に書いたフリップで答えるコーナーも行われた。

「自身にとって何の秋?」という質問に、永瀬は「焼肉の秋」、坂東は「運動の秋」、誕生日が9月の前田は「プレゼントの秋」と回答。「先週、週の半分、焼肉を食べてて」と明かした永瀬は、「胃もたれしないんですか?」と聞かれると「一切カルビは食べないことにしてるから。タンとご飯で乗り切ってるから大丈夫」と答えた。

続いての「プロモーションの中で一番記憶に残っていることは?」という質問には、永瀬は「ナマケモノ」と書いたフリップを示した。これは3人で受けた取材の中で「それぞれを動物に例えると?」という質問があり、坂東が永瀬を「ナマケモノ」に例えたことが印象的だったと話し、「俺、その瞬間、開いてた拳握っちゃってた。結構働いてるよ、俺」と坂東にクレームを入れた。

坂東が「いい意味で力が抜けてて。力んでない感じとか、自然体でいてくれる感じとか。あと、かわいいじゃないですか、ナマケモノって」と説明すると、納得はしてないようだが悪い意味ではないことを確認して、ちょっとホッとした様子がうかがえた。坂東は「ふれるの鼻に」と生配信での出来事を挙げ、前田は「初日アフレコ」と回答した。

映画「ふれる。」公開御礼舞台あいさつより撮影:田中隆信


“ふれる”が出てくるお気に入りのシーンを絵で表現


3つ目の質問は「不思議な生物、ふれるが出てくるお気に入りのシーンを絵で表現してください」というもので、前田は最初にふれると出会ったシーンを描いたものを見せると、永瀬は「ちょっと鼻がデカいけどね。惜しかったね。まぁ、うまい方ではある」と辛口批評。

坂東はふれるの中を走っているシーンをうまく表現したが、「生々しさがちょっと足りない。諒はうまく描けてるけど背景も大事なの。そこがまだ意識できてないなっていうのを感じた」と永瀬からダメ出しを食らった。

そして、永瀬の発表の番になったが、絵を見せる前から会場に笑い声が広がっていた。永瀬が「問題です。このシーンどこでしょうか?」と質問すると、坂東が「公園で豆腐を投げ合うシーン。これどう見ても豆腐だもん」と答えるが、正解は「公園でフリスビーを投げるシーン」で、描いた登場人物たちを丁寧に説明するが、そのたびに笑い声が上がった。

MCから「どうしてフリスビーが四角いんですか?」と聞かれた永瀬は「回転していたら四角く見えるかなって」と答えるが、「丸は回転しても丸ですよ」や「四角が回転したら丸くなったりしますけどね」といった感じで指摘されると、「逆か! 深読みし過ぎたわ。リアルに描きすぎたんですね(笑)」と笑顔を見せていた。

映画「ふれる。」公開御礼舞台あいさつより撮影:田中隆信