次世代トップスケーターがズラリ! ジュニアGPシリーズを完全放送

2017/09/23 15:53 配信

芸能一般

「ジュニアグランプリシリーズ2017」を9月28日(木)よりCSテレ朝チャンネル2で放送テレビ朝日提供

来年開催される平昌オリンピックの代表選考に大きく影響する「フィギュアスケート グランプリシリーズ2017」が、10月20日(金)に開幕。それに先駆け、トップスケーターへの登竜門となる「フィギュアスケートISUジュニアグランプリシリーズ2017」が、8月24日にオーストラリアで開幕した。

今季のジュニアグランプリシリーズは初戦のオーストラリア大会から、10月に開催されるイタリア大会まで全7大会で争われ、上位6人が12月に愛知・名古屋で行われるジュニアグランプリファイナルに出場する権利を獲得できる。

注目は紀平梨花選手と山下真瑚選手、そして新星の滝野莉子選手。

紀平選手は昨シーズンにジュニアGPシリーズデビューし、いきなり第2戦のチェコ大会で2位、そして第5戦のスロベニア大会では本田真凜選手や世界ジュニアで金メダルに輝いたロシアのザギトワ選手を抑え、見事初優勝を飾り、ファイナル進出を果たした。

彼女の魅力はシニアも顔負けのジャンプ力からくるトリプルアクセルだ。優勝したスロベニア大会でトリプルアクセルに成功すると、ことし2月には非公式の大会ながら、トリプルアクセル+トリプルトウループの大技を世界で初めて成功させた。

今シーズンは第3戦ラトビア大会と最終第7戦のイタリア大会にエントリー。第3戦ラトビア大会ではトリプルアクセルに成功しなかったものの、準優勝に輝き2年連続のファイナル進出へ大きな期待がかかる。

山下選手は浅田真央宇野昌磨選手らを育てた山田満知子コーチの秘蔵っ子として知られ、トリプルルッツからの3連続ジャンプが武器。

昨シーズンは第3戦の日本大会で3位、第6戦エストニア大会でも3位と、2大会続けて表彰台に上ったものの、惜しくもファイナル出場を逃した。今シーズンは第2戦オーストリア大会と第5戦クロアチア大会にエントリーしている。

オーストリア大会では昨年に続き銅メダル獲得。ファイナル進出を目指し、クロアチア大会で優勝を目指す。

そして紀平選手と山下選手の争いに割って入って来た日本の新星、滝野選手。ことしがジュニアGPシリーズデビューとなる15歳は初戦のオーストラリア大会で、織田憲子・信成親子の指導の下、いきなり表彰台に立った。

9月22日にフリーを終えた第4戦ベラルーシ大会では5位に終わり、残念ながら連続表彰台はならなかったが、将来有望な選手であることには変わりない。

男子の注目は須本光希選手と島田高志郎選手。

須本選手は町田樹を指導した大西勝敬コーチに師事。第3戦のラトビア大会で見事優勝を果たし、次戦は第5戦のクロアチア大会にエントリーしている。メダルとともにファイナルへの切符をつかめるか、期待が高まる。

島田選手は昨シーズンのジュニアグランプリシリーズ・フランス大会で3位。推薦出場した全日本フィギュアスケート選手権大会ではシニアの選手を相手に7位と健闘。今シーズンは第5戦クロアチア大会と第6戦ポーランド大会にエントリーしている。けがからの復帰を目指すグランプリシリーズでどんな演技を見せるのか注目が集まる。

かつて羽生結弦選手や宇野選手、浅田らも参戦し日本を代表する選手に駆け上がっていった「フィギュアスケートISUジュニアグランプリシリーズ2017」を、CSテレ朝チャンネル2ではファイナルを含む全大会を完全放送。

次世代の日本を担う若きスケーターの今しか見る事の出来ない貴重な演技を会場音のみでオンエアする。