僕が見たかった青空、部活動パフォーマンスやファッションショーなど“文化祭”のようなライブでファンを魅了

2024/10/14 17:33 配信

音楽 アイドル

僕が見たかった青空が秋のワンマンライブ「僕青祭2024」を開催※提供写真

朗読を取り入れた試みや、メンバープロデュースのファッションショー


「卒業まで」では、金澤のシルエットダンスから始まり、早崎が曲中の歌詞にある「告白すれば変わるのですか? 片想いは行き止まり」を朗読しながら客席から登場。「涙を流そう」では、須永が曲中の歌詞にある「悔しいね 君のその気持ちはわかる でもそんな歯を食いしばらなくたっていいんじゃないか」の朗読からパフォーマンスが始まり、ストーリー性のあるダンスで会場を魅了した。

企画コーナーでは、まさに文化祭のような「ファッションショー」を実施し、ファンに誰がプロデュースした服装が1番オシャレなのかを決める企画を開催。杉浦、早崎、宮腰、八木がプロデューサーとなり、秋田、伊藤、工藤、塩釜の服装をプロデュースしていく。

最初に登場したのが、宮腰プロデュースの工藤。“二コラモデル”らしく堂々としたウォーキングで歓声を集めた。宮腰は「二コラモデルの工藤をプロデュースするのはとてもプレッシャーだったけれど、普段の工藤が着ていないY2Kの服装を選んだ」と自信を持って解説。

2番目に登場したのが、早崎プロデュースの伊藤。グループ一の高身長を生かし、スタイルの良さにファンからは「格好良い」などの声が上がり、早崎は「普段、ゆずちゃんが絶対に着ない服装を選んだ」と話す。

3番目に登場したのが、八木プロデュースの秋田。持ち前のかわいらしい顔を活かしたガーリーな服装で登場し、会場から「かわいい」といった声が多く上がる。八木は「秋田は普段、ストリート系の服装が多いが、顔がお人形さんみたいなのでそれに合うような、ふわふわな服装を選んだ」と、普段と違った一面を引き出せたことを明かす。

最後に登場したのが、杉浦がプロデュースした塩釜。まさに杉浦ワールドが全開の奇抜な服装も着こなしていた塩釜には、会場から大きな歓声が起こる。「塩釜の人を包み込んでくるような内面を服装に表現した」と、誰よりも自信をのぞかせる杉浦。そして、この4人の中で1番オシャレなのは、ファンの拍手により杉浦がプロデュースした塩釜に決定した。

4thシングル表題曲や劇場アニメーション挿入歌を初披露


ライブ中盤では、12月28日(土)にファンミーティング、翌日の29日(日)に2024年最後のワンマンライブを東京・山野ホールで開催すること、グループとして初めてライブを生配信することを発表。

ファンからは歓喜の声が上がり、山口は「もっと距離を縮めたいので、みんなで参加できるゲームがしたい」、青木は「ファンミはファンの皆さんとコミュニケーションを取れるイベントにしたい」とファンミーティングへの意気込みを語る。

八重樫は「生配信だと地方の方もライブに参加できるのでとても楽しみ」、長谷川は「今年は舞台やライブをたくさんやることができた年だったので、2024年の集大成を見せたい」と年内最後のワンマンライブに向けて意気込みを見せる。

その後、11月13日(水)発売予定の4thシングル表題曲「好きすぎてUp and down」と劇場アニメーション「がんばっていきまっしょい」(10月25日[金]公開)の挿入歌「マイフレンズ」を初披露。

「好きすぎてUp and down」は、好きな人に告白したいけどできなかったり、好きの気持ちが加速する分だけ自分のことをどう思っているのかもどかしくなったり…でもどこか、恋する自分を楽しんでいる心情を歌ったアップチューン。

センターの八木を中心に、切れ味抜群のダンスと華麗なフォーメーションダンスで会場を圧倒する。八木は「この曲は明るくポップになっていて、メンバーいろんな表情が見れるのでそこにも注目してほしい」とコメントし、ライブ翌日の14日夜10時にMVが公開されることも明かす。

「マイフレンズ」は仲間との絆の大切さや、仲間への感謝の気持ちをストレートに歌った、僕が見たかった青空らしい青春ソングで、柳堀花怜が初めてセンターを務めている。

柳堀は「披露するたびに、僕青の絆や温かさが伝わる楽曲になることを祈っています。また、歌っているメンバーは1人じゃないよと思ってもらえるような、大切な1曲にしていきたいと思います。聞いていただける皆さまにとっては、大切な人を思い出すような楽曲になっていければと思っています」と、楽曲への思いを語る。

ライブ終盤では、「スペアのない恋」「君のための歌」を続けて歌唱。「君のための歌」は前回の「アオゾラサマーフェスティバル2024」では歌われなかったこともあり、今回のライブではいつも以上に盛り上がりを見せ、「飛ばなかった紙飛行機」で本編を終えた。

青春を感じさせる「空色の水しぶき」で「僕青祭2024」を締めくくる


アンコール1曲目は、僕青を代表するダンスナンバー「暗闇の哲学者」。この楽曲は、八木を中心にメンバー23人全員が見せるキレキレのダンスと、圧倒的な存在感でファン人気も高く、アンコールで再び会場の熱気が最高潮に。

そして、岩本が「今回のライブは文化祭がテーマで、新しいことにたくさん挑戦しました。あらためて、ファンの皆さんが支えてくださるから挑戦できると感じました。また、観客席が青色のペンライトでいっぱいになっているのをステージ上で見たとき、私今、青春していると感じました」と今回のライブの感想を明かす。

杉浦は「『僕青祭』が人生初めての文化祭で、準備する時間もすごい楽しいと実感できて、人生初の文化祭を皆さんと過ごせて幸せだったので、『僕青祭』をまた開催したい」とコメント。

また、11月13日(水)発売予定の「好きすぎてUp and down」は10月14日午前0時から音源配信することを発表。そして、劇場アニメーション「がんばっていきまっしょい」の主題歌「空色の水しぶき」という、青春を感じさせる楽曲で僕青の文化祭「僕青祭2024」を締めくくった。

僕が見たかった青空が秋のワンマンライブ「僕青祭2024」を開催※提供写真