堀田真由“涼”、脚本コンクールで落選するが、ベテラン脚本家・筒井真理子“かなえ”から誘われてワクワク<若草物語>

2024/10/14 18:06 配信

ドラマ レビュー

「若草物語」第2話が10月13日に放送(C)日テレ

堀田真由が主演を務める「若草物語ー恋する姉妹と恋せぬ私ー」(毎週日曜夜10:30-11:25、日本テレビ※Hulu、TVerでも配信)の第1話が10月6日に放送された。涼(堀田)が脚本コンクールで落選するが、ベテラン脚本家の大平かなえ(筒井真理子)から連絡が入るようすが描かれてワクワクとさせられた。(以下、作品のネタバレを含みます)

世界中で愛される四姉妹が令和ニッポンを舞台に蘇る


本作はアメリカの作家、ルイザ・メイ・オルコットが手がけた「若草物語」が原案。「もしあの四姉妹が令和ニッポンに生きていたら...」という着想から、舞台を大胆に現代に置き換えて描かれる、社会派シスターフッドコメディー。

堀田は、ドラマ制作会社で働く勝気で口が達者な町田家の次女・町田涼を演じる。しっかり者の長女・町田恵役は日テレ系ドラマにレギュラー出演するのは今作が初となる仁村紗和、明るく甘え上手な末っ子・町田芽役は畑芽育。おっとりとした心優しい三女・町田衿役は長濱ねるが扮する。

次女・涼の20年来の幼なじみ・行城律は一ノ瀬颯、ハローワークで働く正規職員で四姉妹の長女・恵とは周囲に内緒で職場恋愛を続けている小川大河は渡辺大知、ファッションデザイナー志望の服飾学生で四姉妹の四女・芽のクラスメイトである沼田灯司を深田竜生が演じる。

「若草物語」第2話(C)日テレ

涼は会社を辞めて脚本家になってみせると宣言するが…


2024年、日本のとある小さな町。一つ屋根の下、たくましく騒がしく生きてきた町田家の四姉妹。恋愛至上主義の風潮に抗いながら生きる次女・涼は、恋愛と結婚こそが女性の幸せだと決めつける大御所脚本家・黒崎(生瀬勝久)の物言いに我慢できずに猛反発。

せっかくもらった監督の仕事を突っぱね、会社を辞めて脚本家になってみせると宣言したものの、貯金も仕事もないのに、来月から家賃の支払いや奨学金の返済や妹の学費と問題は山積み。今更ながら事の大きさに気付いてどんより気分の涼だが、もう後には引けずにいた。

今さら会社には戻れないし、名もなきライターに仕事をくれるプロデューサーもいない。脚本家になるにはコンクールで入賞するのが近道だと悟った涼は一念発起する。