<るろ剣>闇落ちした蒼紫が無双… 新たな人物が続々登場で盛り上がりも「操、めっちゃいいキャラしてる!」

2024/10/14 18:16 配信

アニメ レビュー

TVアニメ『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 京都動乱』第26話より©和月伸宏/集英社・「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 京都動乱」製作委員会

新ヒロイン、初登場でいきなり追い剥ぎ行為!?


東海道を西へと進む剣心は、小田原を通過し、箱根山中で夜を過ごしていた。すると、近くに追い剥ぎと思しき男たちと、彼らに狙われている様子の若い女性の声が聞こえてくる。女性を助けようとその場へと向かう剣心だったが、実際には女のほうが追い剥ぎで、彼女は盗賊4人を倒し、彼らの金を巻き上げようとしていた。剣心は驚きつつも女を諭し、盗賊たちが盗んだお金をこっそりと両替屋へと戻す。この追い剥ぎ女の正体は巻町操で、とある人物を探すために東京へやってきており、今は京都へ帰る道中とのことだった。

第二期のキーパーソンの一人である操が登場。盗賊4人を簡単に蹴散らすなど、さっそくその強さを見せてくれたが、操のいちばんの魅力と言えば、やはり底抜けに明るい性格と抜群の行動力だろう。お金が尽きたという理由で盗賊から追い剥ぎをするだけでなく、無関係なはずの剣心からもカツアゲをするなど、客観的に考えればかなり横暴な行動ではあるが、それでもなぜか憎めないのは、彼女がもつ圧倒的なポジティブさによるもの。活発だけど繊細な神谷薫(CV:高橋李依)や、大人のいい女感が漂う高荷恵(CV:大西沙織)とはまた違ったタイプで、今後第三のヒロインとして成長していくことを期待してしまう。操についてはSNSでも「操、めっちゃいいキャラしてる!」「追い剥ぎヒロイン爆誕w」などの声があがっていた。

剣心、橋を破壊する神業を披露


橋の上で剣心と操が話していると、先ほど倒された盗賊が仲間を連れて二人を取り囲む。その数は30人前後で、橋の両端から挟み撃ちにされた格好だが、剣心はその重さを利用して刀で橋を破壊、一瞬で一網打尽にしてみせる。操は剣心の実力に驚くも、それでも自分の探し人のほうがすごいと言い放つ。そんな操の探し人とは、蒼紫とその仲間たちであることが判明するのだった。

ヤクザ者30人を前にして一切ひるむことのない操もすごいが、ここではやはり剣心の絶技が光っていた。木製とは言え、橋全体を一瞬で細かく切り刻む離れ業をやってのけ、それでいて平然としている剣心は、やはり超達人級の剣客であることを改めて実感させられる。これにはSNSでも「橋を破壊するほうが大損害な気も…」「人間業じゃねえよw」などの声があがっていた。また、最後には操の探し人が蒼紫であることも明らかとなった。蒼紫以外の御庭番衆はすでに命を落としており、自身もその事件に深く関わっているだけに、操に対して剣心がどう対応するのかが次回以降の見どころだろう。さて次回第27話(第二期3話目)「見捨てられた村」は10月17日(木)放送予定。期待して待とう。

◆文/岡本大介

TVアニメ『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 京都動乱』第26話より©和月伸宏/集英社・「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 京都動乱」製作委員会