プロ野球界の珍プレーとして知られる“宇野ヘディング事件”。当事者である宇野の口から真実が語られた今回は、当時を知るプロ野球ファンにとって“神回”と言えるかもしれない。
また、当時の状況を「言い訳いいですか」と言って笑いに変えながら語る、宇野の遠慮がちなようすも“身内感”があってグッド。多くの場合は“語り継がれる失敗プレー”など触れたくもないはずだが、そこをあけっぴろげに話してくれたのはまさに同番組の持ち味が活きた瞬間だった。
選手自らが自分の“珍プレー”や“好プレー”を振り返るシーンは貴重だ。宇野の語り口のおかげもあって、今後の放送でも“珍プレー言い訳タイム”のコーナーなどを作ってもらいたいと思えた。なかなか人選びが大変そうなだけに、制作陣の構成力にも期待したい。
次回「ダグアウト!!!」は、10月17日夜10時から放送。ゲストには山本昌が登場する。
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