女優の広瀬アリスが10月15日、都内で行われた「WFP チャリティーエッセイコンテスト 2024」表彰式にふなっしー、湯川れい子と共に出席。広瀬がふなっしーの自炊事情に感心した。
本コンテストでは「大切さを考えよう 私たちのごはん」をテーマに7月1日〜9月4日の間、小学4年生から大人まで幅広い世代を対象に作品を募集、応募総数は22,674作品となった。応募1作品につき、給食2人分にあたる60円が、寄付協力企業より国連WFP協会に寄付され、寄付金総額は1,360,440 円、45,348人の子どもたちに栄養価の高い給食を届けることとなった。広瀬とふなっしーは特別審査員を務めた。
広瀬は中学生・高校生部門審査員特別賞の表彰を担当した。広瀬は、中学3年生の田中ひよりさんの作品「『当たり前』をありがとう。」の内容に触れながらコロナ禍を振り返り「学生のみなさんの中には、青春を奪われたと思っている方もたくさんいらっしゃるかと思います。学校給食も大事な青春の1ページだと思います。友達とみんなでしゃべりながらごはんを食べるって、格別においしいじゃないですか」とコメント。
自分も学校給食の時間は楽しかったと明かし「食べることって、一番不幸から遠い時間だと思うんです。その時間が奪われてしまった、でもそれは決してマイナスなことではなく、今こうしてマスクを取って友達と外食に行ったり、学校給食を食べたり、当たり前という幸せに気づけたことに感謝をしている田中さんの作品はとても素敵だと思いました」と受賞者へ言葉を送った。
さらに広瀬は「この先、当たり前という幸せ、日常の小さな幸せに気づいていけば、どんどん人生は豊かになっていくものだと思います」とメッセージ。「嫌な思い出で終わるのではなく、前向きに感謝の気持ちを思い出させてくれた作品でした」と語った。
表彰式終了後、広瀬とふなっしーは合同インタビューに応じた。広瀬は「私は年に1度のこのエッセイコンテストの表彰式がとても好き」と明かし、「皆さんがご自分の思いをご自分の言葉でストレートに伝えてくださるので、本当にダイレクトに伝わってくるんです」とニッコリ。「とても考えさせられる時間にもなりますので、今日も最後うるっときてしまいました」と打ち明けた。
自炊事情を聞かれたふなっしーは「結構ふなっしー料理得意なっしーよ!」と答え「峠の釜めしを買ってきて、食べ終わったらそれにお米とお出汁、冷蔵庫の余りものを入れて、釜めしリターンズする。めちゃくちゃおいしい」と告白。広瀬は「ちゃんとされてますね」と感心し「やってみます!」と意気込んだ。
◆取材・文=山田果奈映