「学校医」として東多摩第八小学校に赴任した小児科医の牧野(松下)は、着任の挨拶で「保健室の先生ではなく医師です。保健室にはなるべく来ないでもらいたい」と言い放つ。彼は、医師を学校に常駐させる新たな試みとして大学病院から来たのだが、教師たちは「だいぶくせ者かもね」と呆気に取られる。
授業中によく居眠りをしてしまう児童・ゆき(増田梨沙)は、いつものように保健室に来て眠ろうとするが、牧野から「勝手に寝るな」と注意を受けてしまう。
一方、裏山の立入禁止エリアにカッコいい秘密基地を発見したと大興奮する児童・拓真(柊吾)は、同じクラスの宏哉(吉田奏佑)と大和(山口暖人)を引き連れて裏山へと行くことに。しかし、体調が思わしくないことを隠していた拓真は藪の中で倒れてしまう。担任の篠谷陽子(森川葵)とともに現場に向かった牧野は、彼の症状を見て即座に病気を絞り込んでいく。
数日後、篠谷は一向に居眠りが改善しないゆきについて牧野に相談。児童の本心を理解する難しさを吐露する彼女だが、気持ちを理解してくれない牧野と言い合いに。すると、ゆきがグラウンドで倒れたという知らせが届いて…。
――という物語が描かれる。
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