乱太郎、きり丸、しんべヱはなぜ仲良しに？　3人それぞれの“らしさ”が詰まった出会いを振り返る＜忍たま乱太郎＞

アニメ映画「劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師」が12月20日に公開されることが発表された。

朝日小学生新聞で1986年に尼子騒兵衛先生が「落第忍者乱太郎」の連載を開始し、1993年よりテレビアニメ「忍たま乱太郎」の放送を開始。以降、同作品はさまざまなコンテンツを生み出し、幅広い世代に愛され続けている。

アニメ「忍たま乱太郎」は“もう一つの学校”だった

余談だが筆者は、アニメ「忍たま乱太郎」と同じ1993年生まれであることもあり、生まれた瞬間からずっと彼らと一緒だった。そのため、より共に育ってきた感が強い(あっという間に乱太郎たちの年齢を越し、気付けば25歳である土井先生の年齢も越していたが…)。

アニメ「忍たま乱太郎」は、私たち日本の小学生の“もう一つの学校”だと言っても過言ではない。特に、主要キャラクターである乱太郎、きり丸、しんべヱは私たちの友達だったと言えるほど、平日の夕方毎日顔を合わせていた。

毎日何年間も見続けていた「忍たま乱太郎」、そもそも、乱太郎、きり丸、しんべヱの仲良し3人組はどう出会い、絆を深めたのか。映画公開前の今だからこそ、改めて彼ら3人の“始まり”を振り返りたい。