駒木根葵汰、撮影中料理を食べ過ぎる越山敬達に「学ばないんですよ(笑)」 2人のベストグルメは“そばの漬け汁”

2024/10/16 07:00 配信

ドラマ 会見

古屋呂敏を交えた4人の関係は「4兄弟みたいな感じ」


8月中旬から約1カ月にわたって行われたという本作の撮影。キャスト陣は1年ぶりの再集結となったが、駒木根は「思ったよりも普通というか。やっぱり1年前に本当に濃厚な時間を共に過ごしていたので、1年ぶりに会っても家族に会うような安心感というか。(Season1と)同じ場所で撮影していたんですけれど、『ああ、ここに帰ってきたな』という安心感がすごくありました」と振り返る。

その一方で、「越山くんはすごく背も伸びて声変わりもして、『うわ、ちょっと変わっちゃったな~』と思って(笑)。大人っぽくなったなと思ったんですけど、だんだん時間を共にしていくと、『あれっ、中身は(あの時の)まんまだな』って。そこの安心感もすごくありましたね」(駒木根)と、身体的な成長を遂げた越山の変わらなさにホッとした様子。

背中の羽があまりにも似合いすぎな駒木根葵汰※ザテレビジョン撮影


越山も「『1年ぶりに帰ってきたな』っていう安心感がありましたし、あとは撮影に入る際、『また同じスタッフさんがいる!』というSeason2ならではの安心感もあったので、Season1よりもすごく楽に撮影できました」と語った。

塩野は「まず何より、オン(を演じた越山)がすごく成長していて。もうちょっとで(身長が)抜かされてしまうんじゃないかっていうくらい大きくなっていたし、変声期で声も変わっていて、やっぱり思春期の男の子は1年でこれだけ変わるんだなと思ってすごい感心しましたし、お芝居のナチュラルさだったりも成長したのかなっていう気はしていて」と、越山の成長ぶりに驚き。

駒木根については、「慈雨役の(古屋)呂敏くんと葵汰くんがもうめちゃくちゃ仲良くなっていて。なんか『この2人が兄弟なんじゃないかな?』って思うぐらい、すっごい仲が良かったです。顔もなんか、横顔がすごい似ていたんですよね。それがすごく印象的でした」(塩野)と、古屋との親密ぶりを暴露した。

塩野の話を受けて、越山も「本当に呂敏さんがクランクインしてから(葵汰くんと)もう速攻で仲良くなっていて、僕も『あれ、いつの間にこんなに仲良くなってるんだろう?』と思って。呂敏さんと葵汰くんと3人で(撮影を)待つ時とか、僕だけちょっと居場所ないなみたいなことを感じながら…」とタレコミを。

越山敬達は、Season1の金髪からイメージチェンジ※ザテレビジョン撮影


さらに、「でも本当に、さっき(塩野さんが)言ってた通り横顔とか鼻の高さとか超似ていて。寝顔も似てるし」(越山)と明かすと、駒木根は「いや、どう返していいかわからないですね(笑)」と苦笑い。

続けて、「でも、寝顔を(他のキャストが)現場で見れる(くらいの関係性になっている)のがこの作品のいいところというか。塩野くんは僕と呂敏くんが兄弟みたいって言ってましたけど、僕からしたら4兄弟みたいな感じで。控室で4人で寝っ転がってみんなでぼーっとしていたり、Season1とはまた違ったすごく楽しい雰囲気で撮影できたのかなとは思いました」(駒木根)と、4人の関係について言及した。

越山敬達は「学ばない男」


本作の見どころの一つは、基が暮らす古民家や“天狗の里”に広がる田園風景など、唯一無二のロケーション。駒木根は「本当に、『このために1年間頑張ったんだな』って思えるくらいすごく素敵なロケーションでしたし、現場の空気感も大好きです。Season1をたくさんの方に見ていただいてSeason2の制作が決まったと同時に、『この物語がどんどん続いていけばいいな』って先のことまで考えてしまうぐらい、すごく素敵な空間でした」と率直な思いを。

越山も「Season2が決まった時に『またあの現場に戻れるんだ!』っていう。それこそSeason1の現場の楽しさというか、ほんわかした緩やかとした暖かさというか、あれがまた感じられるんだっていううれしさと、『早く撮影したいな』っていうワクワクがありました」と、キャスト一同この場所に強い思い入れを抱いていることを伺わせた。

火曜ドラマ9「天狗の台所 Season2」の記者発表会見に登壇した駒木根葵汰、越山敬達※ザテレビジョン撮影


ロケーション以上に視聴者を魅了してやまないのは、基たちが作るおいしそうな料理の数々。越山は「もう全部おいしかったです。撮影って(一つのシーンを)いっぱい撮るじゃないですか。同じ料理でも(食べているカットを)何回も撮ったりするんですけど、一つ一つの料理がおいしいんで、カットがかかっても食べちゃうんですよ。だから『学ばないね』とよく言われるんですけど」と、あまりのおいしさに我慢ができないと告白。

そんな越山の様子について、駒木根は「学ばないんですよ(笑)。僕は『まだ食べる(シーンを撮る)から、これは食べない方がいいよ。絶対お腹いっぱいって言うでしょ?』って言うんですけど、『いや、俺大丈夫っす。いっぱい食えるんで』って言っておきながら、その後何か食べて『ああ…、俺もう食えないっす』って(笑)。多分次のシーズンになっても同じことだと思います」と、やや呆れ顔だった。

毎回登場する料理について、現場では「料理を食べるたびに、『これ、(Season1の時から含めて)今ランキングどれぐらい?』みたいな話をするんです」(駒木根)と、キャスト陣の間でお気に入りメニューのランク付けが行われているそう。

その中でも特に印象深かった一品について話が及ぶと、「エビの頭の殻で炒って出した、出汁というかそばの漬け汁で。漬け汁がおいしかったんです」(越山)とコメント。駒木根も同意しつつ、「手の込んだ料理からわりと手軽にサクッとできる料理まであるんですけど、このエビの殻の漬け汁は結構簡単な方だと思うので、ぜひ皆さんにトライしてみてほしいなと思う一品ですね」とアピールした。