本作の見どころは、ヒロインを演じたキャストが本当の双子であることから、その掛け合いがよりリアルでテンポの良いものに仕上がっている部分、そして2人の絆の強さをより感じられる部分だろう。
実際に双子のヒロインは、第1話から耳馴染みの良い台詞回しや、双子ならではの息の合った演技を見せてくれている。例えば、俊彦からの手紙を澪から受け取った際に嬉しそうな表情を浮かべる真帆に対し、澪は「不潔よ。幻滅よ」「私たちの仲を引き裂こうとする人間がいたら、絶対に許さない」とまくし立てる。真帆も、そんな妹の強い思いを感じ取り、「私たち2人で支え合っていかなきゃ。迷惑よ、こんな手紙」と、まるで自分に言い聞かせるかのように返答。
息の合った演技はもちろんのこと、お互いがかけがえのない存在であることは“本当の双子”だからこそ、より説得力が増すものとなっていた。さまざまな出来事が起こる中で、固い絆で結ばれた双子の姉妹が力強く生き抜いていく様子は注目ポイントとなっている。
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