菜々緒“鷹野”、パソコン操作を教わるも「言っている意味が分かりません」一方、いい人すぎる井浦新“鳩山”は優しさから自分の時間を失っていく<無能の鷹>

2024/10/17 05:30 配信

ドラマ

「無能の鷹」第2話あらすじ


第2話は――

圧倒的なデキるオーラを醸しながらも、衝撃的な無能ぶりで社内ニートとなっている新入社員・鷹野ツメ子(菜々緒)。その教育係を押し付けられていた鳩山(井浦新)は、営業から帰って来た鷹野にデータ入力を教えることに。だが、「クリック」も「アイコン」も、マウスさえもわからない鷹野への指導は、もはや高齢者向けのパソコン教室状態。辛抱強く教えるも「何を言っているのかサッパリ分かりません」と全く成長しない鷹野に、徐々に鳩山は具合が悪くなってくる。

さらには、パソコンが壊れたと騒ぐ部長の朱雀(高橋克実)のお世話をし、誰もが断ったややこしい取引先の案件を「困っているみたいだから」とすべて背負い、退勤後も後輩からの愚痴の電話に付き合い、自分の時間を失っていく鳩山。そんな、優しさから常に損をしてばかりの生き方の鳩山の姿を見て、妻の美沙(真飛聖)は「いい人っていうか、都合のいい人になってない?」とぽつり。

翌朝、鷹野はやはり全く成長せず、今度はペン回しに明け暮れる日々。鵜飼(さとうほなみ)にも「鳩山さんが優しくしたせいで鷹野というモンスターが育ってしまった」と嘆かれ、同期で開発部部長の鴫石(安藤玉恵)からも「優しくするだけじゃ人は育たない」と諭された鳩山は、ストレスMAXでついにはクリニックへ。いい人すぎる先輩の姿に、鷹野のひよわな同期・鶸田(塩野瑛久)は“会社で生きていく難しさ”をひしひしと感じてゆく。

やがて、人生の迷走を極めた鳩山は、ある外注先への打ち合わせに、突然鷹野と鶸田を同席させることに。カタカナ英語を操りまくる若きクセツヨ社長・鬼頭(落合モトキ)の会社へと出向いた一行だが、なぜか鬼頭は、無駄に発音のよい鷹野を帰国子女だと勘違いし、交渉は意外な展開に向かう。

――という物語が描かれる。